第34回:添付資料1

添付資料
少し先輩の話を聞いたり、ネットで合格者の体験記を見たことある人は「隠れ出願書類」とも言える添付書類の存在を知っていることと思われます。「段ボール一杯送った人がいた」だとか「~kgもあった」など色々な噂を聞く添付資料ですが、実際どれほど必要なのでしょうか?

まずは形式的なことから

募集要項にはA~C方式共通して、

〈別添資料について〉

中学校卒業以降からAO入試出願に至る期間における、さまざまな分野での取り組みとその成果、および大学入学後の目標や構想実現に必要な意欲や能力等を示すものがあれば資料として提出することができます。提出資料については下記の指示のほかに特に制約は設けていませんが、AO入試の趣旨を理解したうえで、出願者自身の判断や創意・工夫により資料を収集・作成し提出してください。

(1)大学所定の出願書類だけでは表現しきれないもので、自分自身の全体像の理解や能力の評価に加えて欲しいもの等、選考にあたり有用と判断した資料を提出してください。

(2)正課のレポート等を提出する場合は、A4サイズの用紙1枚にその概要をまとめ、課題提示者の講評を含めた評価(形式は特に定めません) を資料として添付してください。

(3)カセットテープやビデオテープなどが数本に分かれている場合、可能な限り1本に編集し資料番号票にその内容の概略を記してください。

(4)ホームページやデジタル作品等は可能な限り紙に出力したものを提出してください。データとして提出する場合はフロッピーディスク、CD-ROM、MD、DVDを使用してください。なお、紙に出力できない各種メディアを使用する場合は、必ず資料番号票にその内容の説明を記入してください。

(5)資格取得や留学生派遣選考等、判定や選考をともなうものについては、結果だけでなく募集要項や選考過程を示す資料があればあわせて提出してください。

(6)資料として推薦書を提出したい場合、志願者評価書の用紙をコピーして記入し、厳封扱いで提出してください。

(7)いったん提出した書類や資料は返却できません。原本を手元に残したい場合は、原本を複製したものを提出してください。

こうあります。2000字の志望理由書や自由記述だけかと思いきや、何だかまだまだありそうな雰囲気を醸し出していますね・・・。

実際に添付資料の重要性はどれほど?

大抵の受験生が、添付資料も大切だ!と思い、たとえ過去に何もしていない人も独自にアンケートをとったり、ブログの文章をコピーしたりして何とか資料というものをつくっています。しかしながら、過去に志望理由書がいまいちであったけれども、添付資料が見事に作成されている1次不合格者がいます。つまり1次選考において、添付資料というものは全受験生共通の書類(志望理由書やA方式ならば自由記述)のあくまで“おまけ”であって、志望理由書や自由記述と対等に評価の対象となるものと思ったら大間違いです。詳しい部分は次回述べさせていただきます。


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