第66回:BBSへの回答2
SFCではガイダンスも始まり、8日から授業がスタートします。春は初々しい新1年生が元気の面ではむしろ先輩を引っ張っていくのが例年のようなので、私も元気をもらおうと思います。
前回に引き続き、BBSへの回答です。
今回は面接について詳しくお伝えします。
質問
インタビューをしていったなかで、面接でよく聞かれること。よく気をつけることがありましたら教えてください。
インタビューをした中で、合格者の方、不合格者の方が聞かれることは、やはり面接官によって偏りがあるのかな?と思います。予備校などで対策してくることをあまり好んでいない方が多いようなので、面接官は、受験生の本質を聞く質問を投げかけようとするものなのですが、嘘を言っていないかしっかりと見極めるような質問から、ただの意地悪ではないか?と思われる質問まであるように感じます。
大まかに聞かれる内容をまとめてみると、
・1次書類における、気になった、不明部分の基本的な確認。
→特に評定に関して、良いね、ここが悪いねと言われ、理由を求められることも。
→2回目の出願の際には、1回目の出願についても。
例
・あなたの場合院に行った方がいいのではないですか?
・なぜ一回目は落ちたと思いますか?
・これまでの活動、実績に関する質問
→この活動でどういった役割をしたか?どのように考え、実行したか?など。
例
・一回就職して、大学に入る意義はどんなところにありますか?
(就職後、大学に入学された受験生へ)
・~~委員長以外にリーダーシップを発揮した場所はありますか?
・特定の社会問題に関する質問
→現在問題になっている~~についてどう思う?など。
・研究内容に関して、受験生の本音かどうかを見抜こうとする質問
→志望理由書等で、アバウトに表現してある箇所について、具体的な説明を求めるもの。
→プレゼンテーションや研究内容に関して、矛盾点、不可能だと思われる箇所の指摘。
やや圧迫気味にして、受験生の反応をみることも。
例
・一年目から専門分野に入っていくつもりはないの?
・研究会にはいつ入るつもりなの?
・それなら別にSFCじゃなくてもいいんじゃない?
・(美術系のことをやりたかった受験生に対して)この学校は芸術面に詳しい先生はいないよ、美大に行ったほうがいいんじゃないの?
・研究内容に関しての深い質問
→研究テーマでは今~~が問題となっているが、これについてはどう思うか?
→研究テーマに関する論文の中で、最近出たもの、読んだものを言え、など。
例
・日本はただでさえ医療費がないのに、オーダーメイド医療をやるの?
・抽象的な質問
→あなたの周りのものを全てとったら何が残るか?など。
・談話
→ドイツ行っていたんだ!いい場所だよね。と全く関係ない話も。
・SFCライフのアドバイス
→ある程度合格ラインに達している人には、SFCをこう過ごした方が良い、というアドバイスを与えることもある。
例
・色々なSFCの人の話を聞き、もっと大きな人間になってほしい。
・この学校きみが期待してるようなそんなすごいもんじゃないよ。
・君は面接いらないぐらいだね。
面接に関しては、以前も対策の記事を書きましたが、やりたいことに対して、具体的に明日からどう一歩を踏み出すつもりなのか?駄目であったらどうするのか?これまでやってきたことは、どのように考えて行い、何を感じ、どう次につなげたのか?これをひたすら繰り返し問い続けて、深い部分まで自分を探してみてください。
(次回に続きます)
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