第153回:大切なことば。
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私は最近まで就職活動をしていたわけですが、そのときに思い出していたことばがあります。
このことばに勇気づけられていました。
去年ボランティアをしていたときに頂いたことば。
「ボランティアの学生さん達は、私たちの目の前にある暗闇の先にある、光のようなものだよ。」
12月、仮設住宅で被災者の方とお話していたときに、仲良くなったおじさんが言ってくださいました。
この方は、「自分はもう未来が見えない。どこに向かって進めばいいのかわからない」とおっしゃっていました。
そんな中、私が東京でしている活動や将来のことをお話すると、「そういう学生さんの声を聞いて元気になるんだ。自分の目の前の暗闇にぽつんとある光のような存在だ。」と話してくださいました。
私は、このお話を伺って、自分ができるのは現地で活動することだけじゃない。自分が自分の目標のために頑張って、それをまた現地に行ったときにお話しすることもできることだ、と気づきました。
ただの自己満足なのかもしれませんが、現地で活動する中で自分の無力さを感じていたりもしていたので、私にとって大切な言葉なことばでした。
就活をする中でも、このことばを大切にしていました。
被災者の方だけでなく、家族や周りにいる人にとっても、小さな光になれるかもしれない、と思ったからです。
まだまだその光は小さいですが、もっともっと大きくできるよう、頑張ります。
更新:2012-04-28
慶應義塾大学 総合政策学部 山本 峰華
慶應義塾大学 総合政策学部 山本 峰華