第111回:被災地ボランティア① 私が行った活動

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こんにちは!

SFCは学校が始まり、やっと新学期、という感じです。

今日から何回かに分けて、被災地のボランティアの様子を書きたいと思います。

皆さんにとって、ボランティアが身近なものになれば、嬉しいです。

まず第一回の今回は、簡単に私が現地でどのようなボランティアをやったのかを書きたいと思います!

私は、南三陸にある避難所で、4/24から4/30まで活動しました。

初日の4/24は、「思い出探し隊」という、津波によって流されてしまった、写真や思い出の品を、きれいにするプロジェクトに参加しました。

写真などを、インクが落ちてしまわないように丁寧に洗い、干す、という作業を行います。
多分、テレビで見たことがある方が多いのではないでしょうか?

写真以外にも、位牌やランドセルなどもきれいにしました。

この作業は、ボランティアのみで行う作業で、写真などは、それから被災者の方に公表して、手渡す予定です。

そして、4/25からは、避難所の施設の中で行う、「配膳・物資整理」のお手伝いを6日間、しました。

この、「配膳」とは、避難している方々の食べる昼食を配ること、そして夕食作り、炊き出しの食料を医務室にいる患者さんや自衛隊や警察に配ることなどを作業のことです。

昼食は、いつも「調理パン、牛乳やジュース、果物やお菓子」といった、もの。

夕食は、「牛丼などのレトルトを温めたもの、サラダ(作る)、飲み物」といったものでした。

昼食、夕食は800食前後、炊き出しは1500食ほど作っています。

本当に大量なので、一から何かを作る、ということは、難しいです。
なので、レトルトを使っています。

↓レタス、100個をちぎっているところ

これらの作業は、基本的に被災された方々が進んでやっていらっしゃいます。
15人ほどが集まり、毎日同じ作業をやっています。

私も一緒に作業しましたが、本当に大変です;;

レタス100個をちぎって皮を剥いたり、リンゴやトマト200個を切ったり…

本当に大変な、気が遠くなる作業でした。

それを、悪い環境の中で生活しているのにも関わらず、「他の人のために」とがんばっています。

この人たちのおかげで、避難所は支えられているな、と思いました。

皆さん、「うわー辛そう」と思うかもしれませんが、作業をしているときは、たくさんの人とお話ししながらやるので、私自身はとても楽しくできましたk&

もし、被災地に行きたい!と考えていらっしゃる方がいたら、ぜひ私が行った団体で行ってください!

というのは、宿泊費・交通費・食費がただなんです!

私も、実際全くお金を使いませんでした!

寝るところもテントなどではなく、とても快適です!

名前は、「Youth for 3.11」で、ホームページは、
http://youthfor311.jimdo.com/

更新:2011/05/14
慶應義塾大学 総合政策学部 山本 峰華