第117回:二度目の南三陸

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こんにちは!
昨日まで、また南三陸に行ってきました!
なので今回は、二つ連続で更新したいと思います!

二ヶ月ぶりの南三陸。
状況はやはり刻々と変わっていました。

まずは被災した場所。
がれき撤去は進んでいて、ほぼ更地になっていました。
写真で紹介します。

まず、二ヶ月前(4/23)

そして、今回(6/23)。

見てすぐわかると思いますが、更地に近い状態になっている場所もあるのです。
民間会社の方やボランティアなどが、毎日毎日がれき撤去をしてくださるおかげです。

ですがまだ、この中に多くのご遺体がある、というのも現状です。

「きれいになった」

私は単純にそう思いました。

ですが、被災された方々としては違うそうです。

私は被災したあとの南三陸しか知りません。
元の南三陸を知らないのです。

地元の人からすると、この現状を見ることでさえも嫌でしょう。

私は今回、元の南三陸にもつれてって頂きました。

それが、この海です。

被災しても、海は変わりません。

地元の方は、
「前はもっときれいだった」
と言うそうですが、私にとっては、本当にきれいに思えました。

被災する前、ここは海水浴場だったようです。
夏になると、たくさんの子供たちが遊んでいたのでしょう。

二が月ぶりの被災地は、ボランティアもあまりいず、静かでした。

でも、被災された方々は、まだたくさんの問題を抱えています。

原発の問題などで、津波の被害がある町は忘れられているのかな、というようにも思ってしまいました。

更新:2011-07-02
慶應義塾大学 総合政策学部 山本 峰華