第161回:一つの団体に深くコミットする
「充実した大学生活を送っていますね」
と、よく言われます。
私としては、4年しかない大学生活だから思いっきり楽しもうと思っているので、この言葉はとても嬉しいことです。
人と比べて充実しているか、というと、それぞれの楽しみ方があるのでそうとは言えないかもしれませんが、私は私なりにすごく楽しんでいると思います。
なんで楽しいのかというと、「自分のやりたいことをできて、それに深く関われているから」なような気がします。
私は、大学1、2年は好きなことばかりつまみ食いしていました。
サークルも授業も。
なので、とにかく楽しい、というだけで、充実していたかと言われるとそうではないように思います。
ですが、3・4年になって、楽しいだけではなく、充実していると思っています。
それはどうしてか、と考えてみると・・・
ただ好きなことばかりつまみ食いではなく、一つのことにコミットすることが「充実」につながるから?と思っています。
3年生からは、Youth for 3.11という団体にどっぷりつかり、その他のプロジェクトもどっぷりとつかっています。
だからこそ、得るものはとても大きいですし、思い入れも強いです。
充実するために必要なことはコミット量。
これがいまのところの私の結論です。
たくさんコミットしているからこそ、達成感が大きいです。
深い話ができる仲間ができます。
考えることを常にしています。
もちろん責任も伴いますが、学生時代にしかできない、大切なことだと思います。
サークルでも、学生団体でも、部活でも、なんでもいいと思います。
ぜひそういう経験をしていない人はしてみたほうが良いと思います。
4年生になった今だからこそわかることなので、1年生からそうすればよかったと少し後悔しています。
1,2年生の方は、ちょっとチャレンジしてみてほしいなと思っています。
でも、もっと大事なことは、「それは好きなことか」ということ。
まずは好きなことは何か、考えることですかね?
今日は、「充実した学生生活」について自分なりに考えてみました。
慶應義塾大学 総合政策学部 山本 峰華