第163回:いつ、どこで「伝えるもの」をつくるか。

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こんにちは。
今日は、最近思ったことがあるので、そのことについて書きます。

それは、何かをつくるときには、「いつ、どこで」が大切であるということ。

私は、誰かに「伝えること」が好きですし、自分のなかでは得意なほうだと思っています。

最近ふと、「伝える」ことを考えるとき、つくる時は、人がたくさんいる場所で色々な声が聞ける場所にいるなあ、と思いました。

電車やカフェなど、人のたくさんいる場所です。

実は、この文章も今電車のなかで書いています。(笑)

なぜかということを考えてみると、相手の気持ちになって考えることができるからだと思います。

伝える側は、伝えたいことがあります。
でも、受け手側も、聞きたいことがあります。

最適な「伝える」ということは、伝えたいことと、聞きたいことが同じくらいである、ということだと思っています。
伝えたいことだけを話しても聞いてくれません。
でも、「聞きたい」と思ってくれるようなことを入れたり、工夫したりすれば、受け手も熱心に聞いてくれるでしょう。

このバランスが、とても大事だと思います。

そして、よくやってしまうことは、伝えたいことをたくさん入れてしまうこと。

相手の気持ちになれるかなれないかが、キーポイントだと思います。

そんなとき、人のたくさんいる場所だと、いいのです。

周りのひとを見ながら、「この人だったらどう考えるだろう」と思えるのです。

ふと、受け手の側のことを考えられることがとても大事です。

今も電車のなかで、前に座っている男子高校生だったら、どんなことを考えてくれるだろう、とわくわくしながらこの文章を書いています。

ということで、私のすこしのこだわりでした。

でもこれはすごくおすすめなので、試してみてください。

それでは、また来週。

更新:2012-07-14
慶應義塾大学 総合政策学部 山本 峰華