第180回:11日に思い出すこと。
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3.11から1年8ヶ月が過ぎました。
最近では、11日に思い出すこともなくなってきたかもしれません。
私は、Youth for 3.11の運営をしているので、毎月思い出します。
そして、11日になると必ず思い出す画が一つあります。
昨年の3月11日に被災地で生まれた子どもたちの写真です。
<ハッピーバースデイ3.11>
http://www.youtube.com/watch?v=liJPOxPT1-o
それを思い出すのは、一つ理由があります。
それは、私の大好きなYouth for 3.11の考え方です。
【3.11に生まれた子どもたちが大学生になったとき、「ボランティアに行きたい!」と思ったら近くにある団体でいよう】
この団体をどんな団体にしたいのか、ということを運営メンバーみんなで考えました。
そのときに出てきた意見です。
子どもたちが将来、「自分も力になりたい」と思ったら、そのお手伝いをできる団体でいたいね、と話しています。
それまで絶対継続させようとしています。
「力になりたい」と思っても、お金の問題や行く手段がなくて行けない、ということがあると思います。
でも、その一歩を踏み出すことが出来れば、世界が開けてくることをyouthの運営をしていて感じています。
なのでその一歩を継続してサポートしたいと思っています。
だから毎月子どもたちのことを思い出して、「よし、頑張ろう」と思うのです。
今回の震災で私が想像もできないような辛いことがたくさんありました。
でも、私たちにできることは、その経験を生かし、前に進むことだと考えています。
ほんの少しでもその役に立つことができれば、と思っています。
更新:2012-11-19
慶應義塾大学 総合政策学部 山本 峰華
慶應義塾大学 総合政策学部 山本 峰華