第54回:インドでの日々(3)

未分類

今回は、インド人についてお話ししたいと思います。

「インドでのレストランでのご飯は、一時間半は見ておいた方が良い。」

今回の旅で学んだ事の一つである。
インドで行ったレストランでは、食事が出てくるのに一時間はかかるためだ。
最初に行ったレストランでは、チャイ(甘いミルクティーにショウガが入った、インドではとてもポピュラーな飲み物)が出てくるのに、一時間、カレーなど食事が出てくるのに、一時間半ほどかかった。

私は、このことから、インド人は、皆適当なんだと思った。

そしてもう一つ、インド人の適当さあふれるエピソードがある。

私が、デリーからブッダガヤまで夜行列車で行ったとき。
列車が五時間も遅れた。
その理由はなんと、牛がいたから&エンジンが故障しちゃったから。
日本では考えられないことだ。

まあ、インド人は適当だった。

でも、「適当」ということばで片付けてしまってはいけないことに、日々を過ごしていく中で気づいた。
インド人の「適当」は、めんどうくさいから「適当」ではなく、ポジティブだから「適当」なのである。

いつか、シッタルタさんと話しをしていて、聞いた事だと思う。

だから、インド人は、「貧しい」ということに対してもポジティブ。
とても貧しい村に住む人は、「今ここにいられて幸せ。日本人にも会えたし」と語った。
「貧しい」という現状があっても、他のものに幸せを感じて、日々生きているのだ。

そしてインド人は、本当に心が透き通っていると思う。
最初にインドに着いたときは、インド人は皆ぶっきらぼうで恐いと思っていたが、インド人と色んな事を話すことによって、そんな印象はすぐに払拭された。

彼らは、「好きなものは好き。嫌いなものは嫌い」だし、感謝したいことには『ありがとう』と伝えられるのだ。

このことは、私はすばらしいことだと思う。
私も見習いたいと思った。

この二つが、私がインドで感じた「インド人」。
皆、本当にステキだった。
二週間で、インドが大好きになってしまった。

慶應義塾大学 総合政策学部 山本 峰華