早稲田大学創造理工学部建築学科:創成入試

Pocket

(参考)洋々の早稲田大学創造理工学部創成入試 自己PR資料個別指導パック

早稲田の建築学科は東大、東工大、東京芸大の各建築学科と並び、教授の質、学生の質ともに日本のトップクラスといわれています。

一般入試の募集定員100名に対し、創成入試では25名募集しています。2009年度は志願者87名に対し、最終合格者が27名と実質倍率3.19倍でした。

評定平均等の出願資格はありませんが、数学の取得単位数が15単位以上、物理・化学の取得単位数が10単位以上である必要があります。現役・浪人に関わらず受験が可能です。

創成入試の選考は第一次選考、第二次選考の2段階選抜となっています。

第一次選考では、150分の筆記試験と併せて出願書類が評価されます。筆記試験では、提示されたテーマに対して、鉛筆でのドローイングおよび文章での提案・表現を行います。出願する書類には、志願者自己報告書(志望理由、入学後の抱負、学業等履歴、活動実績)、活動実績報告書、推薦書(1名程度)が含まれます。

筆記試験の例
「建築史学者でもあり、建築家でもある筆者の次の文章を読んで、夏冬を同じ空間で過ごさないという主題のもとに、みなさんも創造をたくましくしてこれまでにない新しい居住空間のイメージを描きなさい。また、その解説文を解答欄内に記しなさい。」(2008年度)

創成入試・筆記試験の過去問
2004年度 / 2005年度 / 2006年度 / 2007年度 / 2008年度 / 2009年度

第一次選考に合格すると合格者課題として自己PR資料を提出する必要があります。自己PR資料は、「志願者の創造性や個性、リーダーシップなどをアピールする、作品・研究・調査・社会貢献などの活動実績を表わす資料(書式・枚数自由)」で、事前にコピーを提出し、オリジナルは第二次選考に持参します。

第二次選考では面接審査が課されます。面接審査は30分間のグループ面接と10分間の個人面接の両方が課されます。グループ面接は先生が15名程度、受験生が6名程度で行われ、志望動機等の基本的なところから建築や社会についてのことまで聞かれるようです。個人面接は先生3対受験生1で行われ、自己PR資料についての質問が多いようです。

ちなみに一般入試においても「空間表現」というデッサンの試験が課されます。こちらは400点中の40点の配点なので、重要度はそれほど高くありませんが、無視できるほど小さくもありません。デッサンの基本的な書き方を学び、過去問を解いてみる程度の準備は必要かもしれません。

(参考)洋々のWeb塾「空間表現」動画講義(1,575円)

創成入試に関する情報

早稲田大学創造理工学部 建築学科「創成入試」 試験概要(早稲田大学)
早稲田大学創造理工学部 建築学科「創成入試」 入試要項および出願書類(早稲田大学)
早稲田大学創造理工学部建築学科:創成入試(洋々)
合格者の声:早稲田大学 創造理工学部 創成入試(洋々)
早稲田大学創造理工学部建築学科創成入試の志願者自己報告書(早稲田塾)
憧れの建築家に触発され早大・創成入試で現合!(早稲田塾)
早稲田大学創造理工学部「創成入学試験」(リクルート進学ネット)

早稲田大学の建築科の創成入試を受けるんですけど、高さが100cmぐらいある建物の模…(Yahoo知恵袋)
早稲田大学の創成入試について質問です。 現在、普通科の高2です。 1)一次試験の… (Yahoo知恵袋)
創成入試について(インターエデュ)


洋々ではプロフェッショナルによる無料の個別相談を承っております。

個別相談申込ページからご予約いただくか、

電話またはメールにてご連絡ください。

電話:03-6433-5130(平日1400-2100、土1000-1900。水日祝休み。)

Eメール:you2_info@you2.jp

お気軽にご相談ください。