早慶上智のAO・推薦入試で合格するために必要なこと:全体像(4) 足を使う

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前の記事で問題の現状分析が大事であることを書きました。まずはネットで調べるというのは手っ取り早くてよい方法だと思います。たとえば官公庁のWebサイトで様々な統計データを提供しています。信頼性が高く(でも批判的思考は忘れずに)、かつ、無料なので使わない手はないと思います。興味深いデータも多く見始めるとあっという間に時間が経ってしまったりします。CiNiiという論文検索サイトで関係する論文を参考にするのもいいでしょう。都道府県や市町村が提供しているデータも使えるものがたくさんあると思います。他にも報道機関の調査結果や民間企業が公表しているデータなどヒントになる情報はネットにたくさんあります。Wikipediaで基本的な情報を確認するのもいいでしょう(ただし、鵜呑みにしないように常に注意深くいてください)。しかし、これらはセカンダリデータと呼ばれます。貴重なデータであることは間違いありませんがセカンダリ=第二のデータに過ぎないのです。では第一のデータは何なのでしょうか。

第一=プライマリのデータは自分自身で調べたデータです。他の人が知らない自分だけが知っているデータ、それがプライマリデータです。自分が直接人に聞いたこと、自分で実施したアンケートで集めたデータ、自分の実験の結果、などのことです。総務省統計局のデータのような立派なものではないかもしれませんが自分しか知らないというところに付加価値があるのです。

大学生、あるいは、社会人であっても多くの人がセカンダリデータに頼りがちです。なぜならプライマリデータを集めるのは大変だからです。ネットで簡単に調べることのできるセカンダリデータに比べてプライマリデータは集めるのが大変です。アポをとってインタビューをしたり同級生に頼んでアンケートに答えてもらったりするのは手間がかかります。断られて気持ちがへこんだりすることもあるでしょう。人間関係もつくっていかなければいけません。しかし、そうやって自分の足で稼いだデータを根拠にすれば主張の説得力が大いに増します。

プライマリデータを集めるために足を使うことは自分の熱意を見せることにもつながります。ある問題を解決したいと言っていても関係者に話を聞いたこともなければ現場に行ったこともないということだと説得力に欠けます。自分がテーマにしている問題について本気で取り組もうと思っているのであれば是非足を使ってください。


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洋々代表。日本アイ・ビー・エム株式会社にて、海外のエンジニアに対する技術支援を行う。その後、eラーニングを中心とした教材開発に、コンテンツ・システムの両面から携わる。 東京大学工学部電子情報工学科卒。ロンドンビジネススクール経営学修士(MBA)。