大学という環境

 

大学でないと学べないコンテンツはもうないのかもしれない。でも、そこにある人や環境から色々な機会を創り出すことができるというトコロにはまだまだ大きなメリットがある気がする。

そういえば、大学に入ったら何をすべきか、という質問を既に社会人である兄にしたことがある。即答で「教授と話す機会を多く持つ」ということを言われたのを今でも覚えている。日本で最も知の先端を行く人達と交流する機会というのは、確かに卒業してしまえばなかなか無いのだろうなと思う。自分で疑問に思ったことはキャンパス内に居るその道の専門家にすぐ聞きに行ける。それも学生という身分を使うだけで。。。そういう幸運な機会を気付けば結構無駄にしていたのではないかと少し反省している。

つい先程、医療経済学専門の教授とディスカッションをする機会を持ち、非常に有意義な時間を過ごせた。そういう文脈でふと考えたことを、今日はここに書いてみた。向かいたい方向性とやる気さえあれば、学生というだけで惜しみなく知見を提供してくれる大人がいる場所なんだということを確認できて、大学に来て良かったと改めて思っている。

残り時間は半分を過ぎた。夏休みも今日で終わる。今後もこの環境を使い倒していかねばと思った。