第37回:霧島国際音楽祭②
こんにちは。前回の記事に引き続き、霧島音楽祭について書いて行きたいと思います。
前回もお話した通り、霧島音楽祭はレッスンを受けることが出来るだけでなく、たくさんの演奏会があります。中には、受講生が演奏する演奏会もありました。私は、エミリーバイノン先生とフルートの受講生全員と作り上げる、フルートアンサンブルの本番と、受講生の中から数名選抜されて出演することが出来る、ホテルでのロビーコンサートに出演する機会を頂きました。
フルートアンサンブルの本番は、アートの森という美術館で演奏しました。リハーサルから本番までの時間で館内をぶらぶらしましたが、素敵な作品がたくさん!絵画などに詳しくなりたいなーなんていつも思ってはいたもののなかなか行けず・・・という感じだったので、良い機会に恵まれ、たくさんの作品に触れてきました。絵画の見方っていろいろあると思うのですが、正解がない、無限の可能性があるような、そんなことを思いました。また、近々美術館に足を運ぼうと思っています。さて、演奏の方は、フルートアンサンブルということで、13人の受講生とエミリー先生で出演させて頂きましたが、13本の笛のアンサンブルの響きがとても新鮮でリハーサルのときから、すごく楽しみでした。本番もなかなかのまとまりで演奏出来たんじゃないかなって思っています。ただ譜面を配られたのが本番の3日前とかだったりして、練習の時間も少なく、かなり焦りましたね〜(笑)。なんとかなったのでホッとしました。
写真は4重奏の曲のときのリハーサル風景です。
続いて、ロビーコンサートは恵まれたことに先生から推薦して頂き、霧島国際ホテルのロビーで演奏してきました。ピアノとフルートの編成で、ゴーベール作曲、ノクテュルヌとアレグロスケルッツァンドという曲を演奏しました。ロマンチックだけどどこか陰の部分を最後まで持ち合わせている、というそんな曲ですが、とっても美しい曲なのでホテルのロビーで演奏出来たことをとても幸せに思います。お客さんは一般の方も来て下さり、思っていた以上にたくさんのお客さんがいらしてくださり、80名ほどの方に聴いて頂けたと思います。個人的にも、とっても気持ちよく演奏することが出来、新たな貴重な経験値となりました。
霧島音楽祭③に続きます(笑)
慶應義塾大学 総合政策学部