第87回:休み方をストックする(その1)
以前、内定先の先輩社員の方とお会いした際に、「休み方をストックしておくといいよ」というアドバイスをいただきました。
世間的に”激務”と言われている、コンサルタントという仕事。死にそうになっても、なんだかんだ乗り切る。コンサルタントで生き生きと働いている人たちは、みな休みの使い方がめちゃくちゃうまいらしいのです(コンサルに限らず、社会人の先輩方を見ているとうまい人がたくさんいます)。金曜日の夜から夜行バスで温泉に行く人もいれば、カフェ巡りをする人、スポーツをする人、ひたすらハンモックに揺られて寝る人…etc。それぞれのスタイルを確立して、思う存分休んでいるんだとか。
自分も、オンとオフの切り替えは大切にしています。ただ、「休み方」についてはそこまで気にしていなかった…というのが、正直なところ。その話を聞いて以来、自分の中で「どう休むか」を意識して考えるようになりました。具体的に普段心がけてやっていることを、”ストック”の意味も込めて、ここで改めて書き出してみようと思います。
・ 旅をする
海外にふらっと行く(※ただし貯金に余裕があるときに限る。)世界船の友達を頼って、「この日からこの日まで行くから、もしよかったら泊めてー」とあらかじめメールを送っておくと、空港まで迎えに来てくれて、滞在中もホストしてくれたりします。ありがたや。
でも現地では、一人の時間も大切。海辺でビール片手にぼーっとしたり、自転車を借りて行く当てもなく走り回ってみたり、持ち込んだ本を読みふけったり。「何しようかなー」ってその場で考える時間も、好きだったりします。
・ カフェ巡り
個人的に、カフェは大好き。おすすめのカフェもいくつかあるのですが、普通のチェーン店もよく行きます。仕事や課題をこなして、飽きて来たらコーヒーやケーキをおかわり。「いまここのカフェにいるよ」なんてTwitterで呟くと、近くにいる友人が立ち寄ってくれて、そのまま世間話をすることもしばしば…。
この二つの休み方はちょっと普通すぎるので、次回はもう少し変わった(?)ものを紹介します。
(つづく)
慶應義塾大学 環境情報学部 水谷晃毅