第348回:東京選手権


今月最初の日曜日、東京武道館で開催された東京選手権に出場した。この大会は4月末に日本武道館で開催される全日本選手権の予選である。

全日本選手権は言わずと知れた全柔道家の夢である。それ故、各ブロックとも強豪たちがひしめき合うレベルの高い予選会が開催される。中でも東京地区は最もレベルが高い。人数が多い上に、本選でも上位に食い込んでいくであろう選手がゴロゴロいる。

今年は東京から9人が本選に進める。とりあえずベスト8に入れば良いわけだ。要するに、トーナメントの組み合わせがとても重要である。

そういう意味では、今回の僕の組み合わせは良くもなく悪くもなくといったところだった。全日本の強化選手クラスは何人かいるけど、絶対に勝てないような相手もいない、といったところのグループだった。

しかし結果は1回戦で大学生相手に膝を痛めて、2回戦は何も出来ずに指導4負け。4回勝たないとベスト8になれなかったことを考えると、お話にもならないところで負けたということだ。今までの柔道人生、投げられて一本負けしたことは結構あるから、あまり大きな声では言えないけれど、指導4で反則負けを喫したのはおそらくこれが初めてだ。あまりに何も出来なくて、試合中に心が折れたのもたぶんこれが初めてであった。

 

振り返ってみて、一発目の序盤に膝をやってしまったお蔭で、テクニック的な反省や課題も大して見当たらない。まったく踏んだり蹴ったりの大会になってしまった。

とりあえずギリギリまだ僕にはチャンスがあると思うから、早く確実に怪我を治して、また頑張っていかなきゃ。