第381回:講道館杯

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今月2週目の週末、千葉ポートアリーナでの講道館杯に出場した。大学1年生の時、全日本ジュニア3位の成績で初出場して以来、なんだかんだ言いながら今年で8年連続の出場だ。ちなみに100㎏級に階級を変更してからは3度目の出場である。

結果は2回戦で第一シードの選手にブチ投げられベスト16。この相手が強いのは知っていたけれど、これほど綺麗に投げられるとは思わなかった。悔しい気持ちよりも「こういう人って、いるんだよなあ」と感心してしまうほど力の差を感じた。

これで4年連続のベスト16だ。今年も強化選手になるどころか、来年の本大会出場権を得られるベスト8に入ることさえ出来なかった。

結局、僕の負けた相手が優勝してくれたから、「組み合わせが悪かった」という言い訳がほんの少し通用するのかもしれないけれど、「3位に入賞した選手のうち誰か一人にでも勝てるのか?」と問われれば何も言えない。つまるところ、分相応の結果なのだと思う。

 

さて、この講道館杯で、ひとまず今シーズンの大きな公式戦が終わったことになる。毎年のことながら、これからどうしようか、と悩むわけである。「もう少し頑張ってみたい」という気持ちもあるが「これ以上やっても仕方ない」という気持ちもある。周囲からの「もう少し頑張ってみなよ」という声もあれば、「もういいんじゃないの」という声もある。今回の負けで少しヤサグレながら、納得のいく答えを見つけたいと考えている。

余談だが、余談といっては失礼だが、いちおう23日の産業別団体戦にも出場する。頑張って、ひとまず気持ちを切り替えて行かなくちゃいけない。