第434回:料理の道

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最近、家でご飯を作ることが増えてきた。増えてきたと言ってもここ最近で2、3回作っただけだけど。ただしちゃんと作った。得意のCookDoなどには頼らず、ちゃんと。

正直な話をすると、なんてことはない。相方が家でのんびりと酒を飲みながら料理して食べるのが好きなのだ。どうやら相方は僕を料理の出来る男に育て上げるつもりらしい。毎回会う何日か前に課題料理のレシピが送られてくる。最初は焼きそば、次に餃子、次にオムライスなんて具合に。超初心者のメニューが並んでいるのは、僕が超初心者だからだ。

ちなみに焼きそばは誰が作っても美味い。

餃子は、我ながらメチャクチャ上手に出来た。餡から自分で作ると自分好みのものが入れられるから良い。今回は大葉をこれでもかと入れてやった。

オムライスは、ケチャップライスまではなかなか上手くいったんだけど、卵で包む作業が上手く出来なかった。この作業は、やり方をちゃんと知らないってのもあるけれど、まだ成功するイメージすら掴めていない。料理人への道に現れた最初の壁である。

 

自分でちゃんと料理をすると、外で食べるより安上がりだな、ということに気付く。良いことだ。ただ、どうしても作り過ぎる傾向がある。野菜を中途半端に残しておいても、たまにしか料理をしない僕は腐らせてしまうので、基本的に使い切る。宵越しの食材は残さない。それに加えて、習慣で米3合を炊いてしまう。いつも一人で食べる量だし、今日は二人だし、なんて考えて。こんな感じで作ったケチャップライスは、大きめのボウルになみなみの量になった。流石の僕も一見して、これは無理だと思う量だった。結局残ったケチャップライスは今冷凍庫の中で眠っている。今度これを使って卵で包む自主練をしようかと考えている。

 

まだオムライスが合格してなくて進級できていないけれど、次の課題はチャーハンらしい。レベルが行ったり来たりしているような気もするが、チャーハンも作ったことがないから、良いとする。色々作れるようになったら楽しいだろうなぁと夢は果てなく膨らむのだ。