第450回：純愛
先週末は大学柔道部の後輩の結婚式に呼んでもらい、謹んで出席した。最近結婚式ネタが多くて申し訳ないが、要するに僕も20代後半で、そういう年頃なのだ。ちなみに自身の結婚がらみのネタは、残念ながらまだまだ書けそうにない。
今回の式にテーマを付けさせて頂けるなら、純愛だ。ことさら現代の恋愛事情に詳しい訳ではないけれど、ましてや僕なんかが言うとなんだか嘘っぽく聞こえてしまいそうだけど、今時珍しいほど真っ直ぐな恋を実らせた二人と感じた。
この二人、新郎が大学に入る前、つまり僕と彼が出会う前から付き合っていて、聞くところによると10年間のお付き合いを経て、この度めでたくゴールインしたとのことだ。恋愛に関しては何かと長続きしない僕からしたら、もうよく分かんないくらい立派だ。頭が下がる。
彼は僕より学年が一つ下だから大学時代の3年間を一緒に過ごした。その間ちょくちょくアップされる少し鬱陶しいSNSで彼女とのラブラブぶりをアピールされることはあっても、彼女以外の浮いた話などは聞いたことがない。これもまた凄く立派だ。頭が下がり過ぎて地面に着きそうだ。
そんな昔から付き合っていた二人だが、僕が彼女に会ったのは今回の式が初めて。自分の素直な気持ちをちゃんと言葉にする、とてもしっかりした賢く素敵な方のようにお見受けした。ちなみに新郎の方も意外としっかりスピーチの出来るやつになっていた。
おめでとう。これからも末永く幸せでいてほしいと心から願う。