第464回:カーシェアデビュー

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贅沢にも大学1年生の最後の頃から常に持っていた車をついに手放した。理由は簡単、柔道部を引退して普通のサラリーマンになってから、すっかり乗らなくなってしまったから。

 

現役の頃は何かと運転していて、一年間で平均2万㎞くらい乗っていた。なかなかの距離だ。根本的に運転が好きだということもあって、大学への通学も、柔道の出稽古も、遊びも、旅行も、ほとんど車で移動してきた。

 

そんな生活の相棒を手放した時は、やっぱりどこか寂しい気持ちもあったけれど、コストの合理性を考えれば、間違いなくジャストタイミングだった。一回だけ盛大に事故っちゃったりもしたけれど、特に怪我をすることもなく、させることもなく、約10数万km快適なドライブをさせてもらった相棒に、割と真剣にありがとうの気持ちを伝えて廃車に出した。

 

そして、ついに僕もカーシェアデビューをした。もちろん弊社のタイムズカーシェアだ。今まで対外的にサービスの説明を色々としてきたけれど、なんせ自分は車を持っていたから使ったことがなかった。それが今回、いざユーザーになってみると、自社ながら凄く便利なサービスだと実感した。

会員になるだけで、全国の好きな場所で好きな時間に車を使うことができる。社外からの意見として「会員登録が面倒くさい」というのと「休日はなかなか予約が取れない」という声がチラホラ聞こえていたけれど、“無人入会機”で入会すれば10分程度で会員になれるし(要領の分かっている僕なんかは5分程度)、ある程度広い範囲で探せば休日でも特に不自由を感じることなく見つけることが出来る。今まで乗ったことのないわりと新しい車種なんかもあって、運転好きな僕にはなかなか楽しい。

これからは、より実感を込めて、対外的にサービスの魅力が伝えられそうである。