第527回:2021年は本を読む①
今年はたくさん本を読む一年にしようと決めた。
“引越しで当然ながら部屋のレイアウトが変わり、勉強机に座ることが多くなった“とか”クリスマス前に急いで彼女を作ろうとしたが結局できず、そうこうしているうちに緊急事態宣言の再発令なんかで年末年始をはじめ退屈な週末が多くなった“、とかそういう細々とした生活習慣の変化に加え、”そろそろビジネスマンとしてガッツリ成長したいな”なんてモチベーションが膨らみ、2021年初頭、とりあえずそう決めたのだ。
ここでいう本とは、小説とかの娯楽的な本ではなく、もちろん漫画でもなくビジネス書のことだ。僕はこれまで小説は人並みに読んではきたけれど、何を隠そう、ビジネス書をかなり避けてきた人間である。だって面白くないんだもん。必要に迫られて仕方なく何冊か読んだことはあるけれど、おそらく人生で20冊くらいしか読んだことがないし、「ためになったな」と思えるようなことは一度もなかったような気がする。柔道家として費やした時間があまりに大きかったから、とはいっても、仮にも大学院まで進んだ人間が人生で20冊なんて、全くもって恥ずかしい話である。
2021年からはそんな傾向を改める。要領が分かってくるにつれて面白くなってきた仕事をもっと面白くするため、今まで「これって、どういうことなんなんだろう?」と思いつつもよく分からないまま放置してきたたくさんのジャンルの本を片っ端から読んでいくことにする。