第638回:青梅BBQ①

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8月最初の日曜日は、今年初めてのBBQをした。僕の地元:青梅の、昔祖父母が住んでいた空き家で、柔道関係の友達10人弱で盛大にやった。コロナになった2020年の夏から4年連続で開催している。もはや恒例行事だ。

僕の実家は、住所こそ青梅市だが奥多摩に片足突っ込んだような所にある。いちおう青梅市でも、中心の方はそこそこ都会だったりするのだが、僕の家の周りは本当に山と川しかないド田舎だ。その実家から小学校に通っていた通学路の途中に、我々のBBQ会場となる空き家がある。家の反面はジャングルに覆われていて、それに面した広いベランダの下には小川が流れている。僕が小学生の頃はその小川に蛍がチラホラ舞っていたが、今はもういない。それでも僕の目で見えるレベルでは水は綺麗なままだ。だから蛍は単純にカエルや蛇に食べられただけかもしれない。彼らが蛍を食べるのか知らないけれど。

僕らはその広いベランダでBBQをする。半透明の屋根が付いているから雨が降っても問題ないし、いき過ぎた日焼けの心配も要らない。もしかしたら建てられた当初は透明だったのかもしれないが、長年雨風に晒されて、木の葉やら枝やらが堆積して半透明になっているのかもしれないが、とにかく夏の日差しはだいぶ和らげてくれる。極控えめに言っても最高の会場だ。毎年一緒に行く友達が「俺もこういう別荘が欲しいな」といつも言う。僕からすれば、ただラッキーでこんな家を使えているだけなのでが、少しだけ誇らしくなる。