第726回:先見の明

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米の価格が日に日に高くなっているこの頃、世の中は食費の高騰に頭を悩ませているとよく聞く。その他人件費諸々も含めて、の話だろうが、「原材料高騰の影響で・・・」と値上げをしている飲食店も多く見る。心なしか、ご飯おかわり自由を謳う店も減ったじゃないか。

そんな中、人一倍・・・いや三倍くらい米を食らう、それっぽく言えばエンゲル係数が以上に高い僕も、さぞ煽りを受けていると、みんな思っているに違いない。ところがどっこい、僕には独自に調達した備蓄米があり、今年に入ってからは一回も米を買わずに生きてこられている。なぜならば、このブログで1月頃に書いたとおり、僕は去年末にふるさと納税で使える全額を、返礼品が米のところに注ぎ込んで、50kgの米を手に入れていたからだ。一人暮らしの家で50kgの米を備蓄している奴はそうそういなかっただろう。

今その時のブログを読み返すと、「1ヶ月の消費量が5kgくらいだから、今年いっぱいで50kgを消費していこうと思う」的なことを書いている。ちょっと待てよ、と思う。現在5月末、米が届いて4-5ヶ月が経ったところで、残りの米は12kgくらい。5kgの未開封が二つと、米櫃に2kgくらい。あれ、おかしいな、1ヶ月で7-8kg食っている計算だ。もちろん外食が多いor少ないとかあるけれど、「めっちゃ食ってんな自分」と少し怖くなった。

さて、このペースで行くと、ほぼ間違いなく7月中に僕の備蓄米はショートする。これは小泉新大臣にめっちゃ頑張ってもらって、古古古米でもなんでもいいから、7月までにと市場価格を下げておいてもらわないとまずい。こんなこと考えて、なんだか資金繰りにあえぐ経営者みたい。

そして僕は昨日、34歳になった