第768回:フルマラソン⑩
マラソンから2-3日間は、80歳のおじいちゃんみたいな生活をした。歩くスピードは亀、布団から起き上がるのも、トイレでしゃがむのも苦痛に顔を歪めながら。こうなると出歩くのが億劫で、できるだけ家にいたい気持ち。自転車も乗れない。それでも当然会社は行かないといけないから、普段なら歩いて10分ちょいのところを30分くらいかけてトボトボ出勤した。階段もスムーズには降りられないから、たとえ1フロアの移動でもエレベーターを頼った。同僚みんなに笑われた。
流石に4-5日目くらい経つと、割とスムーズに歩けるくらいにはなった。でもやっぱり大腿四頭筋が痛くて自転車は乗れないし、ジョギングすらできない。やっぱり肉離れまで行くと、回復にも時間がかかる。マラソンから2週間くらいでやっと、軽く走れるくらいまで回復した。長年柔道というハードなスポーツをやってきたけれど、ここまでの疲労、ダメージは相当だ。恐ろしいスポーツだ、フルマラソンというのは。
今回、3時間半を切れなかった。走った直後は、2年くらいはもう走らなくていいな、と思っていたけれど、約1ヶ月たった今となっては、まぁ一回は3時間半切るタイムを出しておきたいという気持ちになっている。一回走り切った経験があれば、2回目は格段に戦いやすいはずだ。たぶん次挑戦したらいける。ちょっとだけビビる気持ちも残っていて、「おそらく当たらない東京マラソンに毎年応募して、当たってしまったら走る」くらいで生きていこうかな、と。
とりあえず完走、4時間切りを、自分でも褒めたいし、みんなにも褒めてほしい。
以上、フルマラソン初挑戦の記録でした。