第795回:HYROX②
HYROXのジムも、そもそも貸切ジムってのも初めてだったけれど、縦横8mくらいのテナントに必要器具が置いてある感じ。ランニングは、外に出て走っても良いけど、トレッドミルも置いてあって、室内で完結できる。端っこにトイレと水道だけ付いている。入り口はナンバーキーで勝手に開ける。監視カメラが付いているだけで、管理人もいない。「どうぞ、ご自由に」スタイル。常駐スタッフのいない24時間ジムを、予約制にしたようなシステムだ。最大6人まで、先着で予約できて、今回は幸い僕ら二人だけだったけれど、他の人も予約してきたらその人たちと共存しながら練習するらしい。
最初に、教わりながら一通りトレーニング8種目の動作確認をした。ランニング以外は、間違いなく人生で初めてやる種目だったけれど、どれも動きは難しくない。単純動作。細かいことを言えばフォームとかペースとかあるんだろうけど、おそらく勝負を決めるのは上手さではなく、スタミナと筋力、あとは気力とメンタルなんだなと思った。
確認した後は、本番“シングルス”の50%量をやってみることにした。500m走って、各種目を本番の半分量やって、を交互に8種目。“タブルス”はトレーニング種目を相方と手分けしてやるわけだから、ランニングこそ1kmだけど、各種目の量はだいたいこれくらいというわけだ。
結果、なかなかにハードだった。言われてみれば、常日頃、ランニングは十分にしているけれど、ハァハァ息が上がるようなトレーニングはしていない。1月にフルマラソン走ったけれど、8月に富士山を登ったけれど、そいつらは息が上がらないくらいの強度の運動を永遠に続けるタイプだった。強いていうなら、去年の柔道ぶりくらい。そんなんだから今回のHYROXトレーニングは、息が上がっちゃって、久しぶりに内臓に疲労が蓄積していく感覚だった。