第11回:インテンシブという名の中国の悪魔

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 4月8日から授業が始まった。といってもSFCは、最初の一週間はガイダンスや履修者選抜。その一週間を経て最終的な履修申告をする。つまりこの期間が今後の生活の重要な鍵になる。しかし正直、システムが複雑すぎて何が何だか分からない。必修科目が少ない分、ほとんど自分で時間割を組まなきゃいけない。そこが総合政策学部の売りでもあるんだけど、具体的な将来の夢が見えていない私は迷いに迷う。柔道部の先輩に質問しまくって何とか完成させるものの、本当にこれでいいのか全く自信がない。

( SFCに来る後輩へ・・・絶対に一人じゃ出来ないよ。だからとりあえず優しすぎる柔道部に入ろう!! )

 ちなみに第二外国語には中国語のインテンシブ1を履修選択した。というか、選択してしまった。インテンシブ1を履修するには志望理由書を書いて提出しなくてはならない。頑張っていっぱい書いた。理由書による選抜で合格してしまって、その後に気付いたのが、「 どうやらインテンシブってものすごく大変そう 」 だということ。何でも 「 中国語のプロフェッショナルを育てる 」 らしい。中国語のまえに柔道のプロフェッショナルに育てて欲しいけどな、まあこうなったら仕方ない、喋れるようになってやろう、と思う。一年後の自分が少しだけ楽しみ。忙しい毎日になりそう。

 柔道部や寮での生活はすごくいい感じで、毎日が充実している。朝起きて飯作って食って、学校行って、練習して、合宿所帰って、飯作って食って、履修選択に迷って理由書書いて、先輩としゃべって、寝る。高校の時に比べると、自由すぎて少しピヨピヨしちゃうこともある。でも、「 なんか、大学生になっちゃったなー 」と、とりあえず楽しんでいる。
 来週も、中国語インテンシブをはじめ、柔道や友達作り、一生懸命頑張ろう。

慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳