第128回:オリンピック

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オリンピックが始まって、毎日の生活リズムがメチャクチャだ。柔道はとりあえず全部見ている訳だけど、深夜1時くらいに終わるからいつも眠い。しかもサッカーとか体操とか水泳とか、見たいと思っていた競技はだいたいその後から明け方にかけて行われたりする。厄介極まりない。もう慶應柔道部は練習が始まっているから、朝も早い。なかなか切羽詰まった2週間だ。そういう意味では、日本でオリンピック開催になったら楽に見れるな ~、なんて思ったりもする。でもとりあえず4年後はリオ・デジャネイロ。地球の反対側だ。今回以上に夜型の生活を送らなきゃいけないのか ~、なんて。
そうならないためには・・・そう!行けばいいんです。観客じゃなく、付き人でもカバン持ちでもなく、自分が選手として、出場すれば良いんです。

実際に自分が高校で日本一を何度か経験してから、4年経って迎えた今回のオリンピック、幼い時と比べて 「 4年周期 」 の見方が変わっている。長いようで短いとか短いようで長いとかじゃなく、上手く言えないんだけど、4年後に誰が一番強いかなんて、誰にも分からないし誰にも予想出来ない、ということ。今回の代表だって、寸前の大活躍や逆転、急な怪我、予期せぬことが色々あって選ばれている。これは勝負の世界の厳しさを思い知らされると同時に、一つの希望でもある。自分にだって可能性はあるのだ。見上げている目標から今の自分を考えて、強くなるには決して長くない4年間を、しっかり納得がいく有意義なものにしていかなきゃいけないな ~。なんて勝手に思いながら、今夜は穴井さんの応援をするのだ !
2012/8/2

更新:2012-08-06
慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳