第276回:ぐだぐだ

未分類
Pocket

 練習やトレーニングの後、大量の発汗によって失った体内水分量を取り戻すべく、ドリンクバー目当てで(それともちろんギンギンに効いた冷房を求めて)ファミリーレストランに乗り込むのが最近の僕のちょっとしたブームである。だいたいいつも家から5分くらいのところにあるジョナサンの、カウンター席の一番端っこを陣取り、軽い食事と一緒にフルーツジュースやアイスティーをガブ飲みするのである。ある程度時間に余裕がある時は、ドリンクバーを存分に活用すべくパソコンや本なんかを持ち込んで、そのまま3・4時間勉強しちゃったりもする。
 住宅街の一角に位置するこのお店は、昼はママさんグループ、夜は子連れ家族で基本的にいつも騒がしいんだけど不思議と集中できるのだ。おそらく言葉の切れはしが耳に入っても、頭を働かせなきゃ理解できないような難しいものや、気持ちを重くするようなシリアスなものはなく、人の話し声や笑い声、食器やフォークのカチャカチャいう音がちょうど良いBGMになるのだろう。
 長時間居座っていると、店員さんや店長さんの顔もだいたい覚えてしまう。さらに何日か通えば彼ら彼女らのキャラクターや人間関係なんかも見えてくる。まるでほっこり系のリアル昼ドラを見ているよう。俺も空き時間があったらパートで働いてみるのも悪くないような気がしてくる。

 今春学期のレポートや、ここ2か月分くらいのこのブログはこんな雰囲気の中で書いている。そのせいか、後から読み返してみると、内容は悪くなくてもどことなくフンワリしていて掴みどころのない雰囲気になっている気がしなくもない。まぁ夏の間はこんな感じでダラダラやって、また秋からギラギラと書いていこうと思う。

更新:2015-08-23
慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳