第33回:目標

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学校の授業を通して服に少し感心を持つようになった。そしてひとつ、目標ができた。それは低身長で読者モデルになることだ。以下は実際に読者モデル応募するときに一緒に添付した書類だ。

読者モデルというと長身というイメージが一般人の中でほぼ定着しつつある。ある一つの作品(服、アクセリー等)をどのようにしたら読者達に好印象をもってもらえるのか?と熟考した結果、「長身で美顔をモデルとして採用したほうがいい」という結果になったのであろう。事実、読者モデルを募集する際、身長175cm以上の条件をだしているところが多い。中には男女共に身長制限という壁で夢や目標を諦めた人は多いのではないか。そこで今回、162cmの私はその「身長の壁」がどれほどに高いのか?その壁を乗り越えることができるのか?という挑戦したい。もちろん読者モデルになるだけが目的ではない。読者モデルになってからが本当の挑戦と言える。その挑戦の中で私は「共感」をキーワードにしたい。私は低身長だからこそ低身長にしか出せない味があると確信している。今までの読者モデルを見ると「この人が着ている服はかっこいいけど身長が高いから似合うのではないか」「身長の低い僕は…」など大半の人が現実にギャップを感じてしまうのではないか。そこで低身長の読者モデルが現れたらどうだろうか。身長の低い人にとっては現実味があり共感してもらいやすく、作品の購入に至る可能性は広がるのではないだろうか。もちろん作品の購入の流れを作るだけが読者モデルの役割ではないことは充分に理解している。ただ私はどんな役割であれ需要者の共感を得ることは大切なことであると思う。それは全国あるいは世界中に共感してもらわなければならない。つまり共感してもらって初めて「身長の壁」を乗り越えたと言える。今、私が乗り越えようとしている壁の天辺は雲で覆い隠れているほど高い。だが私は一度そのような高い壁を大学受験で乗り越えた経験をもっていることから今回も(挑戦と共感)を忘れずに自信をもって挑戦したい。そして私は読者モデル界に新しい風を吹き起こしイノベーションを巻き起こし読者モデル界の先導者になってみせる。

この思いから私は低身長で読者モデルを目指したいと思った。がんばろうと思う。

更新:2012-12-19
慶應義塾大学 看護医療学部 (2012年4月入学) 三浦高介