とうとう学期末考査まで残り２日となった。ここまで勉強したのは正直初めてかもしれない。あれほど嘆いていた課題レポートもプレゼンテーションも全て終わった。正直、課題が精一杯で学期末考査の勉強は全くと言っていいほど手をつけていない。ほとんどのみんなそうだと思う。そして今日は授業が１コマだけある。『来なくても成績下げないよ』と言っていたので実際に授業に来たのは私を含め３人だけだった。『ええ104人中４人しかいないのかよー』と心の中で『みんな勉強してないとか言いながら学期末考査の勉強してるんだなー』と思った。このとき、私はなぜ学期末考査の勉強をしないといけないのに、学期末考査にでない科目の授業を受けているのだろうと変な葛藤が生まれた。でも私はどんな授業も最後は出たいと思っていたのだから、後悔はしていない。問題はいつまで、この気持ちが続くかである。そして授業が終わり食堂で勉強しようかなと思い行ってみると『ほらこれだ！』みんな勉強している。話かけると『ええー授業出てたの？』と驚かれる。『いやこっちが驚いたわ』と思いながら、人の価値観ってほんと色々なんだなーと思った。そこからはラストスパー　　トをかけて勉強。勉強。勉強。家に帰って友達と一緒に勉強。普段なら一緒にいるとすぐに、ふざけししまうメンバーでも、今回は真剣に勉強をする。日が越す前には帰るだろうと思っていたが、深夜の３時を超えてからは『こいつら泊まっていくのかー』と聞かずに理解した、、、