第66回:母性実習

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いよいよ母性の実習が始まった。母性の実習の朝は早い。これから毎週水曜日と木曜日は5時半起きである。15時半に実習が終わりそれから家に帰って記録である。朝5時半起きで実習を終えた時点で体力的にはもう限界である笑。一旦、体力の回復を図るため寝る。起きてからご飯を食べてお風呂に入り、記録に挑む。だがここに来てもまだ眠いときがある。そしてなんかと記録を書き終える。寝る。朝5時半に起きる。実習をする。寝る。記録。この繰り返しである。ここまではなんとか乗り越えることができるが何が辛いと言ったら、男子のみんなはもうわかるだろう。そう母性の実習ということである。母性があって父性がないのは少し引っかかるところではあるが、ここではあえて書かない笑。分娩前や赤ちゃんが産まれる神秘的なところでもあり、出産を母親の体が復古する過程の援助するところでもあり、赤ちゃんの状態を見て行くことでもある。男性が関わっていくにはお互い抵抗があるような(私は看護学生の立場なので抵抗はないが)状況の中で色々と苦労したことはあった。私が大丈夫でも患者さんが大丈夫ではないこともあると思う。例え申し訳なさそうな顔で看護師が患者さんに対し「男子看護学生がいるのですが、大丈夫でしょうか」と言って許可を取ってもほとんどの人が断りにくいのが現実だと思う。患者さんの本当の声はどこにあるのかを私達、看護師は見極める能力が必要であると感じた。もちろん看護師さんはそのことを考慮した上で許可を取っていると思う。そして男子看護学生を受入れてくれたことに感謝しこの母性の実習から大きな気づき、学びを患者さんから教えてもらいたいと思った。普段は不真面目な私であるが時にはちゃんと真面目に考えたりすることもあることが証明できるような記事が書けて非常に満足している笑。調子に乗らずこれからも自分にムチを打っていきたい。

更新:2013-12-16
慶應義塾大学 看護医療学部 (2012年4月入学) 三浦高介