第70回:2014 Part3
そして湘南台とも愈々、お別れである。本当にこの2年間、SFCの環境でたくさんの勉強をしてたくさんの学びをさせてもらったこと、楽しいことも、泣くくらい辛いことも様々なことがあった。keioスウェットで湘南台を歩くみんなの姿も、空を颯爽と飛ぶ戦闘機らしき飛行物体から出る爆音も、大好きなラーメン屋にも定食屋にも行くことがないと思うと、こんな僻地から早く開放されたいと思っていたが、いざ離れるとなると寂しい。ただ寂しい。もう3年生になる準備をしないといけなくなったかと思うと、これからは一日一日、大事に学生生活を送ろうと思った。そして私は腰の状態が悪化しているため学校に近いところに一人暮らしすることになった。痛みも強く、ときには薬を飲まないと耐えれないほどである。生活にも支障があるので慶応病院の紹介状をもらい春休み中に診てもらう予定である。結果はどうあれ、中学一年生のころからの付き合いなので、そろそろ手術でもおかしくないと思っているが、タイミングが合わないと留年してしまうので、なんとか4年で卒業できるようにしたいと思っている。そんな暗い話はここまでにして、次の引っ越し先では、徹底的に自分のお気に入りで固めて、こだわりも強く持っていこうと思う。今はこれが一番の楽しみである。それから春休みの2ヶ月間はどうやって活用しようか考えるのも楽しみである。そして今年初めのビックニュースは念願だったフェレット専門店のアルバイトに採用されたことである。決まった時はあまりの嬉しさに久しぶりにガッツポーズをした笑。これから仕事を覚え2年間続くように頑張りたいと思う。他にも教授から紹介してもらったアルバイトや、キャンパスビレッジというSFC新入生の物件相談などをするアルバイトしていきたいと思っている。アルバイトだけではなくせっかくの休みなので、車の免許も取りたいと考えている。やりたいことが多くて2ヶ月で足りるのかと思うくらいであるが、無理せずに楽しく過ごしたいと思う。そしてこれも、ものすごく今更ではあるが、今年成人式を無事に迎えることができた。新成人が新生児にしか聞こえなく、これか看護学生病なんだなと同じ学部の友人と話ながら式にでた笑。スーツも思った以上に好評で大満足の成人式であった。もちろん、同窓会には出る暇もなく、すぐに家に帰り、課題とテスト勉強に励んだ。今思うと、同窓会にはでればよかったと思う。ちょっとだけ後悔している。またいつかやる日を祈って今日も寝る。
慶應義塾大学 看護医療学部 (2012年4月入学) 三浦高介