洋々でのメンターの経験と将来の進路選択
今回取材を受けてくださったのは、西崎かれんさん。2019年に慶應義塾大学の環境情報学部に入学し洋々のメンターを経験、2023年卒業後はコンサルティングファームにて勤務されています。
洋々でのメンター経験が大学卒業後の進路選択に役立ったという西崎さん。現在はどのようなキャリアを築かれているのでしょうか?
慶應義塾大学環境情報学部 卒業
―― 本日はよろしくお願いします! 現在は具体的にどのようなことをされているのでしょうか?
現在は、コンサルティングファームでスタートアップ企業の支援に携わっています。
具体的には、国内外のスタートアップの事業展開支援やイベント開催などを行っています。
―― 今の仕事を選ばれたきっかけや理由について教えてください。
今の仕事を選んだきっかけには、実は洋々でのメンター経験も大きく関わっています。
洋々のメンター時代、受講生と共に「夢をどのように実現するか」、「課題をどのように解決するか」を常に考えていました。
夢の実現や課題解決の手法を学ぶ場所が大学であり、それを社会で実践している人は誰かと考えると、スタートアップで働く起業家の人が思い浮かびました。
そこから起業家に特化して、コンサルなどを通じて支援ができる今の仕事につながりました。
―― 受験したAO入試(現・総合型選抜)と、洋々を知ったきっかけ、そしてメンター応募の経緯について教えて下さい。
AO入試で受験したのは、慶應義塾大学環境情報学部のほか、早稲田大学の社会学部と国際教養学部、国際基督教大学、上智大学の外国語学部英文学科です。
自分が受験を通して培ったAO入試の知識やノウハウなどを活かして仕事がしたいと思い、個別指導ができる塾を探していた際に、友人から洋々を紹介されメンターに応募しました。
―― 西崎さんにとって洋々のメンターはどのような仕事でしたか?
担当する受講生に、自分と関わることで何か得てほしいという思いでメンターを務めていました。受講生自身が気づいていない強みや観点を引き出すようなメンタリングやサポートを行う仕事だと思います。
―― メンターという仕事にチャレンジしてみて良かったこと、逆に予想外だったことはありますか?
受験は人生のターニングポイントなので、その場面に立ち会い、夢や思いがある受講生と一緒に、その人の悩みや迷いに一つ一つ向き合っていけることにやりがいを感じました。
受講生にとって年齢が近く、フラットに話せるメンターという立場だからこそ、受講生の感情に寄り添って話し、自分自身も気づきや課題を得られるのがとても良かったと思います。
―― ほかにも、洋々での仕事ならではだと思ったことはありますか?
メンター同士の横のつながりがあることだと思います。
個別指導の場合は生徒との縦のつながりしかないイメージがありますが、洋々ではメンター同士でお互いの悩みを相談したり、プライベートで交流したりできました。
また、洋々のメンターは、受講生とフラットな関係で声がかけやすい相手です。
総合型選抜(AO・推薦入試)という対話が必要な受験方式において、受講生にとっても対話がしやすい大学生と密に関われるのは洋々ならではなのではないでしょうか。
―― 洋々でのメンター経験を通じて得たものがあれば教えてください。
洋々でメンターとして活動する中で、受講生の夢へ向かう努力を支えることに自分がやりがいを感じることが分かり、それが今の自分の仕事につながっています。
様々な人が多種多様な価値観を持っており、社会課題に対しても色々な課題意識があります。課題を解決する上ではいくつかのハードルがあります。そのハードルを乗り越えるための計画を立てるのが総合型選抜(AO・推薦入試)なのではないかと思います。
―― 今後の展望について教えてください!
自分が担当する一人一人と、「自分と関わったからこそ得たものがある」と思ってもらえるような関わり方ができればいいなと思います。
―― では最後に、洋々のメンターに挑戦・応募を考えている大学生たちにメッセージをお願いします。
メンターという立場では受講生と本気で向き合うことになります。
そのような環境では自分自身とも全力で向き合うようになると思います。
是非応募してください!
2024年1月 於 洋々