第17回:バンクーバー/カナダ
これまで20カ国以上の国を訪問してきた。訪れた都市の数はもっと多い。それぞれの街には顔があり表情がある。私の目線から感じた街の様子を写真を主人公に紹介していくコーナーです。
第9回目は、バンクーバー/カナダです。
住みやすい都市として有名なバンクーバー。バンクーバーはたくさんの日本人が留学などで渡航することでも有名ですね。私の周りを考えてみてもバンクーバーに短期や長期の留学で行った人は多く知っています。そんなバンクーバーに旅ですが初めて行きました。
私の場合はアメリカ・シアトルからバスで入りました。様々な国境の超え方がありますが、バスで超えた経験は実は初めてでした。ほとんどの場合は飛行機で空中を通過することが多く、他には特にヨーロッパで多かったのは鉄道で国境を越えることでした。あとは歩いて渡ったことがまだ無いんですよね。
バンクーバーを訪れたのは4月初旬だったのですが、まずは桜の木がたくさんあってきれいに咲いていたのでびっくり!
1930年代に神戸市と横浜市が桜の木を寄贈したことから始まってたくさんの桜の木が送られているそうです。だからたくさんあるんですね。その数なんと2万本以上とも言われています。種類も多様なので長い期間楽しむことが出来るそうです。
スタンレーパークでのサイクリングを楽しみましたが、自転車も気軽に借りられますしとても気持ちが良いですね。都市に住んでいながら周りにはたくさんの自然があることがとても素敵でした。街には日本食レストランもたくさんあってラーメン屋で昼食を食べました。中にはアジア系の人など様々なお客さんがいたのですが日本のラーメン屋のペースで回転しません。何でだろうと思って見ていると、日本のラーメン屋のイメージで一気に食べて長居はしないものだと思うのですが、外国の方にとってはそういう文化は無いので食べてのんびり滞在するという感覚でいるのでなかなか回転が上がらないようでした。そういった文化の違いを感じることもありました。
お土産に買って帰ったメイプルシロップがとても最高でしたよ。
次回はどの街に飛びましょうか。
1枚目=桜の木と都市の街並み
2枚目=お洒落なポスト
3枚目=蒸気時計(ガスタウン)
慶應義塾大学 法学部政治学科 井上貴史