第36回:復興カフェで東日本大震災を考える

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3.11から早くも5ヶ月が経とうとしていますが、
被災地では未だに元通りの生活は見えてきていません。
そんな困難な中でもたくさんの人が希望を持って尽力している所です。

ボランティア・ジャパンという団体を学生が立ち上げていて、代表と知り合いの縁で「復興カフェ」なるものに誘って頂きました。参加者はボランティア・ジャパンの運営メンバーを中心に学生が中心でしたが、Twitterを数時間前に見て駆けつけた六本木で飲食店経営をされている方、被災地出身の社長さんなど社会人の様々な年代の方が集まりました。

簡単に自己紹介をしてから、長期的にボランティアが関わるためにどうしたら良いかということをテーマに2グループに分かれて自由にディスカッションしました。大きな模造紙も用意されていたので自由に書き込みながらブレインストーミング。
自由に意見を出しながらも方向性のようなものを考えていきました。

様々な意見が出ましたが「つながり」が大事だよねというのはみんな一致していました。
1人でやるよりも2人、そして3人・・・と広げていくことが励まし合って多くの人で取り組むことが出来る方法ですね。たくさんのボランティア団体や人が精力的に活動していますがまだまだこんなものではないと思います。日本人の素晴らしい連帯感とか精神的な豊かさを発揮したいですね。

その後に簡単な発表を行いました。

当日の開始30分前に思い出してそこからの参加なので飛び入り参加でしたがとても充実した時間でした。どうしても被災地でない所に住んでいると当たり前の生活環境に馴染んで被災地のことを忘れがちではあります。
無理してすごいことをしなくても良いので心を留めて出来ることを少しずつ続けていけたら良いですね。何よりもまずは1人でも多くの人に気づいて欲しい。
そのためにインターネットを活用するべきです。

これを読んで何かしたい!でも何をすれば・・・という方は、次回の「復興カフェ」に参加してみて下さい。

■Volunteer Japan
http://volunteerjapan.jp/

1枚目=会議の様子です。
2枚目=発表の様子
3枚目=書き出した模造紙(1)
4枚目=書き出した模造紙(2)

更新:2011-08-06
慶應義塾大学 法学部政治学科 井上貴史