第71回:慶應SFC AO入試9月入学対策5

(前回の続きです)

 

カリキュラムは追いつくのか?

半年遅れて入学すると、勉強のカリキュラムは遅れるのか?という不安を受験生から聞きますが、SFCは基本的に1年生から4年生まで区別なく、半年ごとに授業をセレクトできるシステムなので、全く問題ありません。

 

サークル・新歓は・・・

入学時といえば、サークルの新歓だらけ!!という印象で、SFCの4月入学生も同じなのですが、残念ながら9月生に対してのサークル勧誘は少なく、入りたいサークルに関しては自分からアプローチする必要があります。

入学時にサークルガイドが配布されるので、それを見てみると良いでしょう。

 

最後に・・・・

数回にわたって掲載してきた9月入学対策の記事、今回で最後となり、9月入学用AO入試の出願までも残すところ、あと1ヵ月ほどになりました。

出願しようかどうか、まだ悩んでいる人もいるのではないでしょうか?

そんな人は、とりあえず出願してみると良いと思います。AO入試って、準備が煩雑なだけ想像以上に大変で、出願前は、「自分何やってんだろう・・・」といった虚無感におそわれがちになります。

でも、出願後は、それまであまり考えてこなかった自分の将来像や、大学でやりたいことが明確になり、少しばかり晴れた気持ちにもなります。

また、自分のこれまでとこれからを、社会の第一線で活躍しておられる方々に評価してもらえる、面接まで進むことができたならば、直接話もできる機会は、そうあるものではありません。

 
ただ、「一般入試では到底不可能であるから、AO入試」という選択肢はとらないでください。時々、「普通の学力はないけれども、やる気だけはある!このやる気で合格したい。先輩に聞いたらAOでやる気を見せれば合格できると聞いたので、受けてみる」という受験生がいますが、やる気だけで受かるほど甘くはありません。

始めから「一般的な学力を身につけるのはもったいないので、自分はAOで行きたいと思っていて様々な活動をしてきた」という人は良いのですが、それ以外の人は、一般入試での受験を主に考えるのが無難です。

 
また、例え不合格をもらったとしても、自分を否定されたと決して思わないでください。2度目や3度目で合格した人もいますし、結局のところ、誰かの感覚によって相対的に不合格をもらっただけにすぎません。もし自分の中で「本当は誰よりも優れている」と思えることができているなら、その思いを他の方法でぶつけていけばいい話です。それがSFCに入るという選択肢以外に、もしかしたらなるかもしれません。

 

現在洋々の他の連載で「大学に何故行くのか?(連載タイトル『新しい大学選択』)という記事を書いていて、色々な教授へのインタビューを実施していますが、大学4年間ってただ遊ぶだけの場所にしてはもったいないところです。

遊ぶことも大事ですが、意外にそれだけだと飽きるんですよね・・・。目の前の稼ぎが求められないこの4年間の中で、何か社会と接点をもちながら、新しいことへチャレンジしていくこと。

将来的にそれがつながっていけば一番良いですし、例えつながらなくても就職活動の際にアピールできる、あるいは一生の思い出となります。何よりも、充実した毎日(もちろん、上手くいかないこともありへこむ日々もありますが)を送ることができます。

そして、ここはSFCに関する記事なので書いてしまいますが、そういった遊ぶこと以外の刺激を自由に求められる空間としては、SFCが日本の中で一番エキサイティングではないでしょうか?

東京大学や、慶應の法学部、経済学部を目指している人の中で「SFCはちょっと偏差値的に行きたくない….」と感じてしまっている人もおそらくいると思いますが、学生の満足度で言えば、最高レベルのキャンパスです。一度トライしてみてください。

              


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