第2回:SILSの特色

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 第二回目はSILSの特色についてです。

 学部の特色・特徴としては、主に国際的な環境、カリキュラム、授業、海外留学が挙げられます。

1.国際的な環境

 SILSはとても国際的な環境です。一学年約600人のうち1/3は海外からの留学生が占めています。留学生の出身国は比較的アジア(韓国と中国が主)が多い様ですが北アメリカ、アフリカなどからも来ています。教師陣も海外からの講師が多く国際的な環境といえます。

2.カリキュラム

 一年0二年時は興味のある分野から授業を選択し、専攻を絞って行きます。選択できる分野は広く、以下7つのフィールドから成り立っています。
1:Life and Environment/Matter and Information
2:Philosophy and Religion/History
3:Economy and Business
4:Governance/Peace and Human Rights/International Relations
5:Communication
6:Expression
7:Culture/Mind and Body/Community
上記の分野から、徐々に海外留学中/留学後の研究対象とするテーマを決めていきます。まだ自分の学びたい分野が確定していない人、興味のある分野が多く絞れない人、そして学際的な勉強がしたいという人に向いています。

 4年間の流れは下の表をご覧下さい。

学年1年2年3年4年卒業後
セメスター12345678
内容興味のある分野から専攻、テーマを決めていく。英語の習得期間でもある。海外留学

行き先:欧米、アジアetc

留学の経験と教養知識をもとに、研究テーマをさらに深く勉強をしていく。大学院
法科大学院などの専門的な大学院も可能。

就職
早稲田のネットワークを活かし、分野で活躍。

3.授業

 ほぼ全ての科目が英語で行われます。フランス語、朝鮮語などの第二外国語も必修となります。日本語/英語以外の授業は留学生と共に受けます。授業は少人数のゼミ方式が多く、プレゼンテーションやディスカッションが多いのが特徴です。教授との距離が近く、学生が積極的に参加する形の授業なので自分の意見を他人に伝える力、他人の意見を尊重する力がつきます。

4.海外留学

 日本語が母語の学生は、一年間の海外留学が必須です。留学先は、北アメリカ、ヨーロッパ、アジア等と多様です。SILSでの成績とTOEFLの点数によって行く大学が決定されます。英語圏以外の大学は、その国の言語を習得する必要があります。留学先としては、University of Pennsylvania、Oxford Universityなどの海外のトップ校もあります。