第5回:願書について

 こんにちは。ゴールデンウィークに入り、大学生活も落ち着いてきました。さて、SILS徒然コラム第五回目は、願書についてです。

 SILSの入試要項や願書は、SILSホームページから自分でダウンロードします。記入はプリントアウトして、ペンで記入しても、パソコン上でタイプし印刷して送ることも可能です。ただ、私は後者のほうをお薦めします。書き直したい箇所が出てきた際に、最初から書き直す必要はないですし、文字のサイズなども簡単に変えられるため便利です。

 願書は最初の2ページほどは、自分の住所やTOEFLの点数などです。SILSに提出できる英語の能力検定は、TOEFL PBT・CBT・iBT、TOEIC、IELTS、Cambridge EFL/ESOL Exam、英検です。全てを提出する必要はなく、受験したテストのうち2つを記入します。その2つのうちで、SILSの点数比較表に基づいて高い点数の方を採用してくれます。

 3ページ目にはAcademic Honors and Activities、Experience of Studying Abroadという項目があります。ここで気をつけなければいけないことは、受賞した賞、及び海外留学経験を証明できる書類が必要となることです。この証明するための書類には、受験者の名前がフルネームで書かれていること、などの細かい規定があります。私は、証明書を探すのに時間がかかってしまったので、今からきちんと準備を始めた方がよいと思います。証明できる書類が無い場合の対応については、入試要綱に詳しく書いてあるので早めによく読んでおきましょう。

 ここまでは比較的短時間で終わる作業なのですが、私は最後の1ページに時間がかかりました。項目は「Personal and Volunteer Activities」です。指示は「If you would like to tell us your activities, please describe them freely and enclose a photocopy of any certificate or documents.」のみです。書く内容、形式に指定はありません。私の場合は箇条書きで書きましたが、必ずしも箇条書きがいいというわけではないと思います。大きなイベントについてじっくり書くのも、いくつかのアピールしたい業績を書くのもいいかもしれません。内容もさることながら、英語で記入するため、スペルミス、文法ミスには注意を払いました。また、自分が参加した大会・コンクール・イベント等のことはまったく知らない人が読んでいるという意識で書くことが大切です。概要や規模などを書き、自分の業績を最大限アピールしましょう。ここでも、証明できる書類が必要となるため、早い時期に書く内容を決め、書類を集めておく必要があります。

 今回は、願書の説明と書き方について説明しました。次回は志望理由書について書きたいと思います。

早稲田大学 国際教養学部 小林 綾