第9回:筆記試験対策

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 こんにちは。先日、野球の早慶戦の応援へ行ってきました!雨の中、早稲田サイドも慶応サイドも大勢の人が応援をしていて、大きな盛り上がりを見せていました。「紺碧の空」や「都の西北」を歌いながら、早稲田グッズを片手に応援していると「早大生だ!」と思え、早稲田の雰囲気にどっぷりとつかることができました!野球や駅伝などのイベントが豊富なところも早稲田の魅力だと思います。

 さて、第九回目のSILS徒然コラムは、SILSの筆記試験についてです。

 筆記試験については第四回目に少し述べましたが、この回では試験の対策について書きます。筆記試験の問題の分野は幅が広く、教育、法、経済、政治、国際関係などです。これらの分野の長文を読んで、自分の意見をしっかりと述べられるようにするにはある程度の知識が必要です。日頃から高校での授業を大切にし、世界史など様々な科目の知識を身につけておきましょう。また、新聞(特に社説)やニュースなどで時事に関心を持ち、様々な意見に触れておきましょう。私は、国際関係や環境問題などの本や映画(不都合な真実、など)を参考にしました。また意見を述べる際には、内容もさることながら、文法ミス、スペルミスなどには特に気をつけましょう。書くスペースが決められているため、英語力はどの程度内容を理解しているか、また文法にミスがないかが大切になります。英語を書く際には日頃から文法に気を配り、些細なミスは極力減らしましょう。私の場合は、英語力の向上のためにペーパーバックの本をたくさん読み、単語集一冊を徹底的に勉強しました。ちなみに、単語集などの参考書は何冊も買わずに数冊のみを何度も繰り返し学習した方が効率的です。

 そして一番重要な試験対策は、過去問を解くことです。SIILS は新しい学部なので、問題は過去9回分しか存在しません。私は過去問全てを最低三回ずつ解きました。特に苦手であった問題は何度も復習しました。人それぞれ過去問の利用方法は異なるのですが、私は
1.過去問をまず時間内に解いてみる。(150分)
2.学校や塾の先生方にチェックして頂く/解答があるなら、それを用いて確認。
3.わからなかった単語、文法をチェック。
4.内容の理解→例えばeconomic liberalismがわからないという場合は、インターネットでリサーチ。過去問に多く出てくる自分の苦手な分野については書籍を読む。
5.少し時間を置き再び問題を解く。

という具合です。何度も解いていると、解答を覚えてしまうことがありますが、覚えてしまうくらい何度も解きましょう。解いているとそのうち、自分のペースや時間配分ができるようになります。もちろん勉強方法は人によって向き不向きがありますが、過去問をどのように利用したらいいかわからないという方は参考にしてみて下さい。

 何より、実際の筆記試験では一通り全ての問題を解くことが大切です。9問しかないため、一問白紙のままでの提出は大きな痛手となってしまいます。時間配分に気をつけながら取り組むことをお勧めします。

 今回は筆記試験対策について話しました。次回は面接試験の対策について紹介したいと思います。

早稲田大学 国際教養学部(SILS) 小林 綾