第104回:オーロラ in イエローナイフ 3

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こんにちは。最近は晴れた日が続いていて、気分がいいです。少しずつ雨期から抜け出せてるのかな。日照時間もだいぶ延びてきて、今週末からはまたサマータイムです。

さて、前回に引き続いて、オーロラ鑑賞旅行について書きたいと思います。夜中はオーロラ鑑賞のため、夕方からホテルのロビーに集まりバスで鑑賞広場まで連れて行ってもらいます。小さいとはいえイエローナイフの街中ではネオンが邪魔をしてオーロラが見えません。バスに揺られること20分。目的地に到着です。着くと、木でできた小屋とティーピーという先住民族の伝統的な小屋があります。木の小屋はダイニングルームとなっており、パンやスープなどが無料で食べることができます。またティーピーは各グループごとにあてがわれていて、自分たちのグループの小屋で休憩することが可能です。

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なにせ、寒いので一晩中夜空の下にいるわけにはいきません。オーロラは着いた当初から出ていたわけではなく、なんとなく白い靄のようなものが空にかかっているな、という状態から始まります。その時は星の方が明るくまぶしく、今まで見た中で一番美しい星空でした。だんだん、オーロラがカーテン状に広がるとひらひらとゆれているのや、白から緑へと色が微妙に変化して行く様が見れます。写真で見るような美しい色とりどりのオーロラは残念ながら肉眼で見ることは難しいそうで、大体白や緑に見えるとのこと。カメラで長時間露出できるものを使用すると黄色やオレンジ色のオーロラが撮影できるそうです。私のカメラではオーロラは上手く撮影できませんでしたが、プロの人に撮影してもらいました。

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一生に一度、絶対に見たいと思っていたオーロラ。夢が叶い、とても満足しています。犬ぞりやオーロラと極北ならではの体験ができた素敵な旅でした。

早稲田大学 国際教養学部(SILS) 小林 綾