第108回:カルチャーショック

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 こんにちは。木曜日で授業全てが終わりました。早かったようなそうでないような……。カナダに来る前は一瞬で過ぎてしまうんだろうな、と思っていたのですが、とても中身の充実した濃い生活が送れた気がします。生活スタイル、授業形態などほとんどが日本の大学生活とはかけ離れており、様々なカルチャーショックも体験しました。残すは試験のみです!

 さて、今回はカルチャーショックについて紹介したいと思います。つい先日、友人が日本に英語教師として来ると知り、カルチャーショックの話をしていました。彼女からカルチャーショックの4つのステージの話を聞き、ふとカナダに来たばかりのとき、大学側から同じ話を聞いたことを思い出しました。4つのステージとは、

1.Honeymoon stage: どんな文化的な差異も全てが楽しく、明るく受け止められる時期。
2.Negotiation stage: ホームシックなどにかかりやすく、落ち込みやすい時期。
3.Adjustment stage: 大体半年から一年間経つと、少しずつ文化間のギャップに対するショックが減り、差異をポジティブに受け止められる時期。
4.Mastery stage: 異文化でも居心地よく過ごせるようになる時期。

 大体この4つのステージに行くには、2年以上かかるようです。人によってステージを飛ばすこともあれば、戻ったりすることもあるようなので一概には言えませんが。それでも、多かれ少なかれこれらのステージを踏まえて文化に融合していくといわれています。バンクーバーで落ち込みやすくなる時期は、雨ばかりが続いている11月から4月だそうです。そして5月や6月からは素晴らしい夏が来て、冬の鬱憤を晴らすべく、海へ行けば波に乗り、山に行けばトレッキングをするそうです。

 バンクーバーでの大学生活後はケベックに行く予定なのですが、2ヶ月と短いのでどのカルチャーショックのステージまで行けるのか、楽しみです。

早稲田大学 国際教養学部(SILS) 小林 綾