第110回:留学総まとめ

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 こんにちは。試験が終わりました!バンクーバーでは桜が咲いていて、春を感じさせます。明後日からはメキシコのカンクンへ行ってきます。カンクンは、北米の大学生たち、そして社会人のリゾート地です。世界一透明な泉セノーテやビーチなど、中南米でも有名な観光地ということでとても楽しみにしています。

 バンクーバーにいることができるのもあと数日。UBCに留学に来ることが出来てとてもよかったです。来る前は、楽しいことばかりだろうという甘い考えでしたが、当然海外生活を新たに始めるにあたって楽なことばかりなわけがありません。その一つ一つをいかに上手く克服していくか。自分の弱さが見えて落ち込んだこともありました。楽しい思い出は写真などにおさめることができ、いつでも反芻できますが、悩んだことはとかく忘れるやすいものです。この思い出も含め、忘れずにいたいと思います。

 UBCに来て、一番よかったことは何か、と聞かれるとどれにするか迷ってしまいますが、やはり友人に恵まれたということでしょうか。特に先学期一緒にビクトリアへ行った友人たちとは本当に楽しい思い出ばかりです。日本の他大学から交換留学で来ている人たちもとてもユニークな人が多く話していると刺激を受けます。環境という面でも、バンクーバーは世界一住みやすい国というだけあって、娯楽などの映画や音楽も多いだけでなく、博物館なども充実していました。大学近くには、お洒落な美味しいブランチを提供しているカフェなどが数多く並び、試験期間中の疲れた時などにはうってつけの休憩スポットでした。洒落たカフェのおかげで仲のよい友人と週末に美味しいものを食べに行く習慣ができてしまいました。バンクーバーには美味しいものが多いのに、バンクーバーっ子に細身の人が多いのはなぜでしょうか。その秘訣を教えてほしいくらいです。

 またUBCでの授業は本当に刺激的なことばかりでした。正規生のプレゼンテーション能力とコミュニケーション能力の高さに驚かされ、感化され自分も努力をしました。またチャンスが一度だけではなく何度も与えられるので、前回の失敗、反省点を活かす機会が与えられます。授業内容もとても濃く充実しているものばかりで、理解するのに苦労しながらも、一つ一つ謎が解けていく楽しさを毎授業味わっていました。

 大学が4月中に終わるというのは珍しいのですが、UBCは冬休みが短かったせいか夏休みが長いようです。早稲田の大学生活に戻るまで5ヶ月間近くの休みがあります。こんな長期間の休みが得られることはないので、2ヶ月間ケベック留学をしたいと思っています。ということで、数週間後にはケベック入り。留学生活第2弾が楽しみです。

早稲田大学 国際教養学部(SILS) 小林 綾