第119回:モントリオール
こんにちは。ケベックはもうすっかり夏です。天気がいい日が続いており、公園で友人とごろごろする日が続いています。先日、友人とフランス語で話していました。お互いの話していることがわかったときにとても幸せな気分を味わいました。たとえ拙くても頑張ってコミュニケーションが取れる。その瞬間が言語学習者にとっての醍醐味です。
先週末はモントリオールへ行ってきました。ケベック州の首都は私が住んでいるケベックシティですが、最大の街はモントリオールです。友人と車を借りて、ドライブしていきました。大体2時間程で着くのですが、小さな街を見かけるたびにより道をしていたら道がわからなくなってしまい、迷いに迷ったあげく6時間かけてやっとモントリオールに着きました。でも寄り道した小さな街でシカを見ることができました。
モントリオールは観光客が大勢来ていました。旧市街の大通りに大道芸人やストリートミュージシャンが多く集まる広場がありました。夜遅くまでミュージシャンと観光客で賑わっている活気の溢れる通りでした。ストリートミュージシャンとして10年以上活動している人がいたのですが、話術、歌のチョイス、盛り上げ方がさすがはベテランといった感じでした。おいしい夕飯後に歌を聴きながらみんなで盛り上がる。最高の過ごし方です。色々な世代の曲を演奏していましたが、一番盛り上がったのはビートルズでした。いつでもどこでもやっぱり人気なんですね。不朽の名作です。ケベック出身のミュージシャンの曲もとても盛り上がっていました。やはりケベック州の人はQuebecoisとしてのプライドを持っているようです。
今週末はトロントへ行くので、また違うカナダの一面が見れると思います。絶対においしい日本食を食べてやる!と今から意気込んでいます。楽しみ!
早稲田大学 国際教養学部(SILS) 小林 綾