第16回:オープン科目

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 こんにちは。もうすぐ夏休み!ということで、今週も頑張りたいと思います!

 今回のSILS徒然コラム第16回目は、オープン科目についてです。早稲田にはオープン教育センターという機関があり、そこが設置している科目はオープン科目と呼ばれています。このオープン科目は、学部も学年も問わずに履修できます。SILSでは、オープン科目を履修すると自由選択科目として単位認定されます。

 オープン教育センターは、様々な形式の科目を設置しています。具体的には、語学学習が中心の言語系、保健体育、講義、自然科学、そしてテーマカレッジです。

 まず、言語系から紹介していきます。これは、各学部で提供されていない言語などが学べます。例えば、イタリア語、スワヒリ語、デンマーク語などです。また、英語力強化にも力を入れていて、スピーキング力補強のためのTutorial Englishなどが存在します。

 次に保健体育です。これは、合気道、トランポリン、バレエ、ヨットなどの運動科目のほか、「心と体の医学」などの講義科目もあります。ヨガなどは定員数を遥かに超える人数が履修を希望する人気科目だそうです。

 自然科学では、理系に限らず文系の人も自然に関する授業がとれるように設置してあります。基幹理工学部の教授が講義をしている授業などもあり、内容は本格的です。例としては、数学から見た自然、Dive to the Natureなどです。

 講義は教養を身につけるために設置された科目が多いです。私も一つ講義授業をとっています。授業は日本語で行われるものがほとんどですが、一部英語での授業もあります。人気のある授業はジャーナリズム論、ボランティア論、恋愛学などです。

 テーマカレッジは少人数制のゼミ形体の授業が主です。各学部から教員と生徒が集まります。ここでは、テーマに沿って必修科目や選択科目を取り、副専攻として学習していきます。条件を満たせば、副専攻として認定されます。分野は多岐にわたり、アート、言語、平和学、サイエンスなどです。

 ユニークな科目が多いので、国際教養学部生の多くがオープン科目を履修しています。取り方次第で、自分の学びたい分野を深めることができますし、SILS外でも教養を身につけることができます。

 今回はオープン科目というシステムを紹介しました。次回は、実際に私がとっているオープン科目を紹介したいと思います。

早稲田大学国際教養学部(SILS) 小林 綾