第20回:基礎演習(2)

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 こんにちは。最近、台風やら地震やらが続いていますね。これ以上の被害にならないことを願っています。

 さて、SILS徒然コラム第20回目は、基礎演習の授業(2)です。前回は基礎演習の授業を大まかに紹介しましたが、今回は実際に私が受講した演習の授業について紹介したいと思います。

 私が取っていた基礎演習は二つあるのですが(日本語と英語で行われる授業)、一つはコミュニケーションについてです。今まで特にコミュニケーション自体に興味はなかったのですが、授業を受けているうちに自分の興味のある言語学の分野とコミュニケーションが密接に関係していることを知りました。言語学によらず、心理学、教育など様々な学問と分野がコミュニケーションに関連しています。人が生きていく上でコミュニケーションというのはかかせないものです。授業では、コミュニケーションの種類、理論を学びました。教科書は買わずに、先生が配布してくださる資料を読みます。ちなみにSILSでは、教科書を買う必要がなく、ハンドアウトを配布する先生が多いです。

 この授業の教授は、演習が比較的少人数(20人くらい)ということもあって、一人一人に面接をしてくださいました。授業最終日に行われたのですが、面接で教授は今までの授業でのプレゼンテーションやエッセイの良いところ、直すべきところを指導してくださいました。こういった教授との距離の近さはSILSの一つの魅力だと思っています。ちょっとした悩みや質問なども教授にしやすく、また教授達も親切に聞いてくれます。

 前回、プレゼンテーションなどのスキルを向上させるのが演習の目的だと言いました。実際に授業を受けていて、どのようなプレゼンテーションが面白いのか、そしてどんな工夫を施しているかを知ることができたと思います。それだけでなく、自分で意見を考え述べるということにも慣れていきます。

 今回は、実際に受講している演習のうちの一つについてでした。次回は、もう一つの演習の授業を紹介したいと思います。

早稲田大学 国際教養学部(SILS) 小林 綾