第28回:筆記試験前(1)

未分類

 こんにちは。先週はすごい台風でしたね。早稲田は一日授業が休講になりました。

 さて、SILS徒然コラム第28回目は筆記試験についてです。もうすぐ筆記試験ということで、不安を感じていたり何をしていいかわからない、と煮詰まっている人もいるかもしれません。私も試験が近づくにつれて気持ちが焦ってしまいました。具体的な試験対策については、第9回目で述べているので、ここでは直前に私がどう過ごしていたかを書きたいと思います。

 私が一番心がけていたことは、毎日一分でも多く英語に触れるようにすることです。語学は使えば使うほど身につくものなので、なるべく英語に浸る生活にしたいと思っていました。勉強中だけでなく、休憩の合間にも英語に触れていました。例えば、私は小説を読むのが好きなのですが、簡単な児童書やミステリーなどを英語で読んでいました。日本語で読む本は、筆記試験対策として国際関係や社会問題を取り扱った本ぐらいで、趣味としての読書には英語の本のみにしました。また、移動中に洋楽を聴いていました。耳がなれるだけでなく、単語を新たに覚えることもできました。自分の趣味と英語を結びつけて上手に休憩を取るようにしましょう。

 当たり前のことですが、勉強と休憩のけじめをしっかりつける事も大切です。私はぼーっとしていたり、つい友達と話してしまうということがあったので、自分でルールを設けました。10分間音楽を聴く、やこの本の1章を読む、など具体的に休憩方法を決めていました。こうすることで、自分に甘くなって、予定していたよりも休憩が長くなってしまったということがなくなります。不安に駆られて、もやもやすることもあると思いますが、自分でうまく休憩を取り入れて気持ちを切り替えていきましょう。

 他に心がけていたことは、自分が苦手な分野について知識を増やすことです。これは、新聞や本で補いました。最近は、現在の国際情勢やニュースで使われる用語について簡単にわかりやすく書かれた本がたくさんあるので、参考にするといいと思います。新聞で読んだことは時間があれば、BBCやInternational Herald Tribuneなどで英語の記事も読んでみましょう。普段日常会話では使われないような単語を覚えることができます。

 今回は、私が試験前にどのように過ごしていたのかを紹介しました。緊張感を持ちつつ、モチベーションをあげて頑張ってください!

早稲田大学国際教養学部(SILS) 小林 綾