第35回:日本語ボランティア(2)

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 こんにちは。中間試験やらサークルの合宿やらで寝不足な日々を送っていました小林です。今週末、よく寝て元気回復です!

 さて、第35回SILS徒然コラムは、日本語ボランティアの続きです。

 まず、そもそもなぜ私が日本語ボランティアをしようと思ったのか。

 それは、ずばり日本語が好きだからです。日本語に限らず言語ならなんでも好きですが、やっぱり自分の母国語の魅力を外国の人に伝えられるのって素敵なことだなと思います。よく言われていることですが、その国の言葉はその国の文化や地域性を表します。たとえば、寿司にしたってカラオケにしたって、日本特有の文化があってこそ生まれた言葉です。細雨や五月雨など雨に関する言葉が多いのも、日本によく雨が降るから。言葉を教えるということは、言い換えればつまりその国の文化を教えるということでもあります。少しでも、日本語の魅力や文化を知ってもらう手助けができたなら…と思って、ボランティアをすることにしました。

 それと私自身、英語を第二言語として勉強している際にいろいろと苦労したので、少しは外国語学習者としての悩みを理解できるかな、と思ったからです。言語を学んでいると発音や文法などいろいろな壁が立ちはだかります。私もカナダ人の友人などに教えてもらったりして助けられていたので、自分も同じことがしたいと思いました。日本語って英語を学ぶより大変そうですよね。漢字も覚えなきゃいけないし、ひらがなカタカナだって使い分けなきゃいけないし…。留学生は日本語をどう思っているんだろう?ふと今疑問に思ったので、次の授業の際に聞いてみたいと思います。

 さて、どんな内容のボランティアだったのか、この体験を通して何を得たのか、は次回書きたいと思います。

早稲田大学 国際教養学部(SILS) 小林 綾