第42回:早稲田出身
こんにちは。SILSでは先週から試験が始まり、多くの人が図書館にこもっています。
試験で忙しくしていますが、この前息抜きに面白い本を読みました。以前、紹介した「修辞学」の授業で、先生が薦めていた本です。タイトルは、三浦しをんの『格闘するものに○』。就活している女子大生の話ですが、語り口が非常にユーモラスです。爆笑です。そんなことより試験勉強やレポートを書け、と言いたいところですが、こういうことってありますよね。試験前になると決まって必ず、普段練習しないのにピアノを弾いたり、掃除や洗濯を手伝ったり・・・。しかしどうして、こうやらなきゃいけないことが多い時に限って、本が読みたくなるんでしょう。しかも、さらに笑える『極め道』というエッセイ集も買ってしまいました。これ、大学生の時に書いてたんかい、と思うような文章力で、読ませるわ、笑わせるわ、ですごいの一言に尽きます。そういえば、この作家、早稲田出身なんです。戸山キャンパスにある食堂とかいろいろと馴染みのある風景が目に浮かんで非常に読み易さが増しました。
なぜかはわかりませんが、早稲田には早稲田出身の著名人が多いです。作家だけでも角田光代、森絵都、絲山秋子、恩田陸、俵万智など。さらには、村上春樹も!村上春樹と言ったら、ノーベル文学賞に一番近い日本人作家と言われている人です。しかし、何故こうも早稲田出身の作家が多いんでしょうね。かくいう私も好きな作家たちが早稲田出身と聞いて、それで早稲田への憧れを膨らませていたのだから、大学側としては嬉しいですよね。そういえば、入学して少し経ってから、元プロ野球選手の桑田さんを大学で見かけました。また著名人が見かけられるといいな。 では、今週はこの辺で。早く春休みになりますように!