第48回:白川郷旅行

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 こんにちは。SILS徒然コラム第48回目です。先週、白川郷(岐阜県にある世界遺産)へ旅行してきました。

 友人とバスツアーで行ったのですが、白川郷だけでなく兼六園(石川県)と富山県内にも寄りました。ガイドさんがお茶目で素敵な女性で、また隣に座った方もきさくで白川郷や兼六園の話、その他数多くの旅行体験談をしてくださいました。そんな旅先での出会いを楽しみつつ、4時間ほどかけて新宿から飛騨へ。飛騨と言ったら牛です。少しの肉片でもいいから飛騨牛を、と思っていたら停留先で「飛騨牛コロッケ」の文字が。さらにその隣の看板には「牛ステーキ串」のようなものまで!ううぬ……。迷いながらも飛騨牛コロッケをオーダーし、サクサク衣とほくほくジャガイモ、さらに小さな飛騨牛のランデブーを楽しみました。

 またバスに乗り飛騨の小京都とよばれる高山の街へ。自由時間が設けられていたので古い町並みが残る路地を散策しました。タイムスリップしたような感じが味わえる街を30分〜1時間ほどぶらぶらして、次の目的地、白川郷へ。私が今回勝手にこのバスツアーの一番の目玉だと思っている観光スポットです。滞在時間は思っていたよりも短かったのですが、どうしても見たかった雪が積もった白川郷集落を展望台から見ることができました。展望台からの帰り道、中学生くらいの女の子がラフな格好で犬の散歩をさせていたりする光景を目の当たりにして、本当にこの合掌造りの家に住んでいる人がいるんだぁと感心してしまいました。自分の家が存在するコミュニティーが世界遺産に登録されているって一体どんな気分なのでしょうね。同じ日本にいながらにして全く異なる昔ながらの建築方法の家に住んでいる人がいるって何だか不思議です。あ!白川郷では、栃の実煎餅というおいしいお菓子がありました。独特の甘さでさくさくとしたクッキーのような煎餅ですが、あまりの美味しさに家族へのお土産にしました。……いや、正確に言うとお土産の予定だったのですが、気づくとほぼ私が食べている始末。こんなことなら、もう二、三袋買っておけば良かったなと後悔しています。

 あれ?なんだかグルメ旅行体験記みたいになってしまいましたが、文化的にも胃袋的にも楽しいこと尽くしの旅行でした。次回も引き続き、旅行について書きたいと思います。

早稲田大学 国際教養学部(SILS) 小林 綾