第49回:白川郷旅行(2)
こんにちは。各地で豪雪みたいですね。早稲田付近では桜が咲いているので今年は暖冬かなと思っていたら、あまりの寒さにびっくりしました。
さて、SILS徒然コラム第49回目は前回の続き、白川郷・兼六園旅行についてです。飛騨高山、白川郷をめぐった翌日は兼六園へ。日本三大名園のうちの一つです。想像していたよりも広かったのですが、雨ということもあって足早に見て回りました。有名な唐崎松には残念ながら雪は積もっておらず、落胆する人もちらほら。それでも雪吊りしている松を見ることができました。また、大きな銅像がありナメクジ、蛇、蛙の象の上に日本武尊が凛と立っています。何でもガイドさんの説明によると、ナメクジは怒った顔をしているとのこと。……怒ったナメクジ?制作者は自分の想像力を総動員して作ったんだろうなぁと感心。また、兼六園菊桜は一つの花に三百枚の花弁があるという珍しい桜だそうで、薄ピンク色が綺麗な小さなカーネーションのような花でした。もっとゆっくりと兼六園の中を歩き回って全体像を掴みたかったのですが、時間の都合上断念せざるを得ませんでした。
兼六園から富山県へ入って、越中富山の薬売りで有名な池田屋へ。実際に昔使用されていた機械で、丸薬の作り方を見せてくれました。コツがいるようで、ツアー客の一人が挑戦したものの丸くはならず、ぺちゃんこの薬ができあがっていました。珍しく面白いものが見れて満足し、その夜バスで新宿へ帰りました。
人生初めてのバスツアー、この値段でこんなにまわれるんだぁーとお得感いっぱい。日本国内をまわったりしたことがなかったので狭い範囲でしか日本のことを知らないな、と常々感じていたのですが、今回古い町並みを見ながら日本の歴史をあまり知らない自分に気づきました。やっぱり旅行するときは歴史を知っていると、その土地の建物や出来事の価値が理解できるようになるので知っておくべきですね。痛感しました。SILSにいると、日本のことを知らないと思う機会は多くないので、旅行で気づくことができて良かった。海外留学する前にもう一度日本の歴史を勉強しておこうと思います。では、また来週。