第59回:広告づくり

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 こんにちは。そろそろ留学に向けて準備を始めました。あ、先週書いていた沖縄そばは先日やっと食べることができました。友人の言っていたとおり、とても美味でした!

 さて、SILS徒然コラム第59回目は広告についてです。以前もこのコラムで広告について取り上げたことがありましたが、今回は広告を見て楽しむ側ではなく創る側です。

 今とっている授業でjournalistic writingというのがあります。この授業では、ルポルタージュや書評、新聞の一面記事の書き方などを教わり、実践しています。今回の課題はadvertisingでした。いろいろな広告を見て、分析したりレポートを書いたりしていましたが創ったことは一度もありません。どんな風に創られているのかまったく考えつかず、苦労しました。ウィットに富んでいてユーモアのある広告を作るのは本当に大変なことなのだな、と実感です。

 商品のアピールをするだけでなく、消費者にその商品がほしいと思わせるようにしなくてはいけないので、消費者側の視点が重要な鍵となってきます。その消費者側に立つことがとても難しい。いつも広告を見て「あれ食べたいなー」「これほしいなぁ」と思っているのに、自分がなぜそう思うのかを考えてみてもわかりません。自己の心理分析って難しいなと思いつつ、ひたすらアイディアを練り続けました。残念ながらあまり満足のいくものはできなかったのですが、普段目にしている広告の裏にはこんな風にコピーライターの人たちが知恵を絞って、遊び心を働かせたりしているのだろうなと思いをはせることができたのは収穫です。大変だろうなと頭では思っていても実際に作って体感してみないことには理解できたとは言えないのかもしれません。

 この授業では、なかなか教わることができない文章の書きかたを教えてもらえるのでとても楽しく有意義な授業の一つです。ではでは、この辺で。また来週!

早稲田大学 国際教養学部(SILS) 小林 綾